学内の方


データベースの活用法

I.データベースの選び方

データベースは、資料の媒体・種類や研究分野・目的に応じて作られています。附属図書館データベース一覧では東京大学で利用できる検索ツールへのリンクを集めてあります。データベース名、資料タイプ、主題、アクセスタイプから探すことができます。詳しくは、データべース一覧の使い方ページを参照ください。
また、よく使われるデータベースは定番データベースとしてLiteracy左側メニューにまとめてあります。
データベースの利用に関する講習会を定期的に開催しています。今後の開催情報はLiteracy左側メニューのイベント講習会をご参照ください。Twitter 東大Literacyでは、学内の講習会の情報だけでなく、データベース提供元が開催する講習会情報も発信しています。

■資料タイプで選ぶ

附属図書館データベース一覧では、資料タイプで検索も可能です。たくさんのデータベースがヒットしますので、ポイントを紹介します。それぞれのデータベースの詳しい使い方は、データベース名をクリックするとマニュアルが表示され、確認することができます。

タイプ 特徴・探し方など

テーマについての概略を知りたい場合、論文よりも本がおすすめです。東京大学OPACで本(電子ブック)を探しましょう。

雑誌論文・
雑誌記事

ある雑誌の最新号を読みたい!という場合には、E-journal & E-book Portal の検索窓に雑誌名をいれて探しましょう。
なお、論文タイトルでは検索できません。

特定の論文を探したいときは、TREE(UTokyo REsource Explorer)をまずは使ってみましょう。論文タイトルで簡単に検索ができます。

日本語論文の場合には、CiNii Research英語論文の場合には、Web of ScienceコアコレクションScopusで探すと高度な検索も可能です。
・特定の専門分野の論文を検索したい場合には、I.2.専門分野別の有名なデータベースを知りたい!もご参照ください。
・一般雑誌の記事を検索したい場合には、I.3.新聞記事や雑誌記事を探したい!もご参照ください。

会議録 会議録とは、学術会議での発表、要旨等を収録したものです。
会議録は、分野別の文献情報データベースで、論文と一緒に検索できる場合が多いです。例えば工学系では、IEEE Xploreや、Engineering Villageで検索してみましょう。
統計

統計は、発行団体(行政機関、民間団体、企業)別、種類別などの様々な区分があります。探したい統計にあったデータベースを選ぶ必要があります。
まずは、国立国会図書館リサーチ・ナビをご参照ください。目的別にデータベースを確認できます。紹介されているものの多くは東京大学で契約しているので、附属図書館データベース一覧からデータベース名で検索をして利用できます(図書が紹介されている場合には、東京大学OPACで検索してください)。
または、附属附属図書館データベース一覧の資料タイプを統計にして検索し、説明文からデータベースを選ぶことも可能です。

新聞記事

全国紙、地方紙、業界紙、海外紙、年代による新聞などの区分けがあります。
データベースによって探せる年代が限定されている場合や、いろいろなソースから一部の記事を収録しているタイプもあります。
I.3.新聞記事や雑誌記事を探したい!、I.4.海外新聞を読みたい!も参照ください。
定番データベースから選ぶことも可能です。
東京大学附属図書館新聞所蔵リストでは、学内の冊子の新聞を確認できます。

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■目的でデータベースを選ぶ

I.1.文献データベースを使う前にキーワードの幅を広げたい!

文献データベースでは研究テーマに関するキーワードから検索するのが一般的です。事前に検索に使うキーワードの幅を広げたり、キーワードの理解を深めておく必要があります。

データベース名 内容

JapanKnowledge Lib

キーワードで検索。同義語などを確認できる。

J-GLOBAL(科学技術総合リンクセンター)

同義語やシソーラスを確認できる。
・シソーラスについてはII.4シソーラスをご参照ください。

I.2.専門分野別の有名なデータベースを知りたい!

各分野でよく利用されているもの、特徴的なデータベースを紹介します。

  データベース名
医学

PubMed [東大専用入口](海外文献中心)、医中誌Web(医学中央雑誌オンライン版)(国内文献中心)。医中誌WebからPubMedへ検索を引き継ぐことも可能。
OvidSPではMEDLINE|EBM Reviews|Journals@Ovid Full Text|Books@Ovidを利用できます。Cochrane Database [OvidSPから利用]もOvidのデータベースプラットフォームでご利用ください。

看護学

国内文献を中心に検索する場合は最新看護索引Webを、海外文献を中心に検索する場合はCINAHL Plus with Full Text [EBSCOhostから利用]をご利用ください。

薬学 2019年よりTOXLINEの内容はPubMed の“Toxicology subset” として移行しました。
化学

まずは化学書資料館。『化学便覧:基礎編/応用化学編』『実験化学講座』『標準化学用語辞典』(日本化学会編集)の一括検索・本文閲覧ができます。続いてCAS SciFinder - n。文献を調べたり、化合物を調べたりと幅広く検索できます。
Reaxysも利用可能です。図書のBeilstein(Organic)、Gmelin(Inorganic and organometallic)は継続購入をしていないので、こちらのデータベースをご利用ください。
Cambridge Structural Database:CSD(ケンブリッジ結晶構造データベース)も東京大学では契約しています。利用には事前申請が必要です。

物理学

ICSD (無機結晶構造データベース)では粉末回折パターン表示も可能です。Landolt-Boernstein (SpringerMaterials)(科学・技術数値データ集)もご利用になれます。プレプリントが読める arXiv.org もぜひご活用ください。

工学

Compendex (Engineering Village)Inspec (Engineering Village)は東京大学ではいずれも契約しているので、Engineering Villageで統合検索が可能です。IEEE Xploreも工学分野では外せない全文情報データべ―スです。文献はEngineering Villageからジャンプして閲覧できますが、工業規格等も検索できるので覚えておきましょう。

数学

数学界での2大データベースは、MathSciNetZentralblatt MATH (zbMATH)の文献情報データベースになります。文献などを探す場合にはまずはこの2つで検索をしてみましょう。本文を読むためには、リンクからジャンプする必要があります。

理学

理科年表プレミアム。1925年(大正14年)以降最新版までの理科年表の内容を収録。暦部、天文部などの各部ごとに表のタイトルから探す「目次検索」、50音順の「索引検索」のほか、全文検索を利用できます。
プロトコル集では、Methods in Molecular Biologyなどの継続図書は現在は、SpringerProtocols [SpringerLinkから利用]から利用できます。Current Protocols [Wiley Online Libraryから利用]では、Current Protocols(差し替え資料だったもの)がデータベースで利用できます。

生物学

BIOSIS Citation Index [Web of Scienceから利用] Web of Scienceのプルダウンメニューから選べます。リンクをクリックして本文へジャンプできます。

農学

まずはAGRICOLA。アメリカ国立農学図書館が提供しているデータベースで、農学及び関連分野の論文情報(抄録含む)を探せるほか、同分野の世界中の図書や視聴覚資料などの書誌情報も提供しています。
Agricultural & Environmental Science Collection [ProQuestから利用] はAGRICOLA を含む、農学・畜産学・森林学・環境学・エコロジー分野の文献・論文データベースです。一部本文を収録しているほか、ジャンプ機能も充実しているので、お勧めです。

教育学

ERIC。ERICで附属図書館データベースを検索すると、複数のデータベースがヒットします。このように有名なデータベースはいくつかのさらに大きなデータベースに含まれることがあります。プラットフォームの機能が充実しているところで利用することができます。お勧めはEducation Collection [ProQuestから利用]の利用です。ERICと論文の本文をまとめて検索できるプラットフォームです(一部論文は別のデータベースにジャンプする必要があります)。

法学 各国別に適したデータベースがありますが、日本に特化したものだけを簡単に紹介します。

D1-Law.com (第一法規 法情報総合データベース):『現行法規』『判例体系』『法律判例文献情報』を調べられるデータベース。
Super法令web:法令データベース。法務省責任編集による法令集「現行日本法規」(ぎょうせい)に基づく。 
LEX/DBインターネット:判例(全文情報)を調べるデータベース。
学習者向け:法学教室電子版・法学教室アーカイブ判例百選電子版・判例百選アーカイブ、法学セミナー増刊速報判例解説『新・判例解説Watch(旧名称 速報判例解説データベース) 』。

文学

MLA International Bibliography [EBSCOhostから利用]は、MLA (Modern Language Association) による言語学、現代言語、文学、民俗、言語学に関する書籍や論文、雑誌記事の 書誌情報を提供するデータベース。Gale Literature (旧:Gale Literary Sources)作家の伝記・文芸評論・作品の紹介などをまとめて検索できる、オンラインの総合文学データベース。 旧 Literature Resource Center の内容も含む。全文情報が豊富。

ここだけでは紹介しきれなかったデータベースが多数あります。関連する学部の図書館・室のWebサイトで紹介されている場合もありますので、確認してみてください。また、附属図書館データベース一覧で、主題分野を指定し、ヒットしたデータベースの説明なども読んでみてください。
書誌情報データベース、文献情報データベース、全文情報データベースなどの用語については、III.データベースについて詳しく知る、をご参照ください。

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I.3.新聞記事や雑誌記事を探したい!

新聞記事や雑誌記事などもデータベースで探すことができます。本文がデータベース上で入手できなかった場合には、ご所属学部・研究科の図書館・室(本部所属の職員の方は、総合図書館)にご相談ください。

目的 内容、データベース名など
東京大学に関する新聞記事や、大学経営など業務に関連する新聞記事を探している。(本文収録あり) 朝日新聞クロスサーチ /  ■読売新聞(ヨミダス歴史館) /  ■毎日新聞(毎索) / ■日本経済新聞(日経テレコン21)
同時アクセスの上限があります。終了時は必ず各データベース画面内で「ログアウト」をクリックしてください。

掲載誌がわかっている雑誌の記事を探している。
(本文収録あるが、直近分のみ収録、逆に直近収録無の場合あり。)

■AERA→朝日新聞クロスサーチ
■週刊エコノミスト→毎日新聞(毎索) またはJapanKnowledge Lib
■日経ビジネスほか、日経各誌→日経BP記事検索サービス
■Forbes → pressreader
■週刊ダイヤモンド→週刊ダイヤモンドデジタルアーカイブズ
■週刊東洋経済→東洋経済デジタルアーカイブズ

掲載誌がわからないが、雑誌の記事を探したい場合。
(本文収録は無し→一部ジャンプして入手可能)

ざっさくプラス →CiNii連携あり。図版検索機能あり。明治~検索可能。
Web OYA-bunko(大宅壮一文庫 雑誌記事索引検索 Web版) →より大衆誌に近い雑誌の検索向き。

なお、雑誌の発行部数を知りたい場合には、E-journal & E-book Portalから「ABC協会レポート」を検索し、ご利用ください。

I.4.海外新聞を読みたい!

海外の新聞を読みたい方向けの情報です。過去に刊行されていた新聞も、附属図書館データベース一覧から探すことができます(資料タイプを新聞にして下さい)。

新聞のタイトル データベース名など
中国 解放日报(Jiefang Daily)

pressreader

​​​​​​​アクセス後、少し下スクロールをして、Categoriesを表示させます。
その中の「ニュース」をクリック。
All countries から
国にチェックをいれて、右下の完了をクリック。
読みたい新聞を選ぶシステムです。

こちらに表示していない新聞も多くあります。
ぜひご利用ください。

pressreaderは収録対象資料が随時変更になります(表は2021年12月時点の情報)。

香港 東方日報Oriental Daily News (HK)
台湾 聯合報United Daily News (Taiwan)
大韓民国 中央日報(JoongAng Ilbo)
東亜日報
シンガポール THE STRAITS TIMES
聯合早報
タイ Bangkok Post(英字)
インド THE TIMES OF INDIA
アメリカ The Los Angeles Times
Washington Post
The Daily News
The Chicago Tribune
イギリス

The Daily Telegraph
The Guardian
The Observer
The Independent
Daily Express
Daily Mail

フランス Libération
Le Figaro
ドイツ Der Tagesspiegel
ブラジル Folha de S.Paulo
O Estado de S. Paulo
新聞のタイトル データベース名など
中国

人民日報

人民日報データベース
同時アクセス数が1のデータベースです。利用が終了したら必ずログアウトしてください。

アメリカ The New York Times

Gale Academic OneFileで本文を読めます。

Gale Academic OneFile内で新聞を探すのが難しい場合には、E-journal & E-book Portalで新聞を検索してからGale Academic OneFileにジャンプすると便利です。

イギリス

Times (London, England : 1788) 


The Financial Times(1カ月たったもの~ )

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I.5.就職活動に役立てたい!

使い方は、それぞれのデータベース名をクリックしてください。マニュアルが表示されます。まとめて使い方を知りたい場合には、学術情報リテラシー担当作成のテキスト(学内限定公開 p.6以降)をご参照ください(日経テレコン21、eol、Business Source Completeについて紹介しています)。

データベース名 内容
日経テレコン21
(国内企業)

日本経済新聞を読めるデータベース。日本経済新聞社が、全国の取材・調査網を通じて定期調査した最新データ「日経会社プロフィル」をみることができる。

企業検索から、会社名から検索し、結果をレポートの形で読める点が便利。

どんな会社か(本社所在地/設立/資本金/売上規模/事業内容/取扱商品/歴史)
財務状況・経営成績や生産状況、売上構成
会社の役員、大株主、取引先
職場環境(従業員の平均年齢/平均給与/労働組合の有無)

eol(イーオーエル)
(国内企業)

有価証券報告書を読めるデータベース。約4200社のデータが読める。詳細な情報が読める分、検索や読み方に知識が必要。左のeol をクリック後、マニュアルをご確認ください。
また、本社や事業所、企業の規模、東京大学との研究協力など、多彩な面から企業を絞り込める機能がある。自分の興味や条件にあう企業を選びたい場合などに活用できる。
お勧めの利用法は、左メニュー最下段の「検索事例集」を使うこと。探したい例に近い事例を選び、検索条件を変更すると初めての方には分かり易い。例)東大と共同研究をしている会社など(学術情報リテラシー担当作成のテキスト参照)
同業他社との比較や、課題なども確認できるため、面接対策にも利用できる。

会社四季報JapanKnowledge Lib JapanKnowledge Lib にログイン後、画面上部の「詳細(個別)検索」から利用する。
ヨミダス歴史館  データベーストップ画面を下にスクロール。「就活 仕事コーナー」で、「 就活ON! 私のES(エントリーシート)」「就活ON! 業界の常識」「解剖財界」といった就職活動に役立つ記事をまとめて読むことができる。
日経BP記事検索サービス トップ画面を下にスクロール。末尾ちかくの「就活情報を収集する」をクリック。
Business Source Complete [EBSCOhostから利用] 海外企業について知りたい場合。
1)画面上部の「その他」-「企業プロフィール」から調べる(詳しいが、ヒットしない場合も)
2)画面上部の「企業情報」から調べる(簡易情報だが、多くの企業を網羅)

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I.6.研究業績分析に使えるデータベースを知りたい!

利用するためにはユーザー登録が必要なものもあるため、マニュアルを確認してからご利用ください。データベース名をクリックするとマニュアルを確認することができます。
年に1度程度学内者向けの利用講習会を実施しています。過去に実施した講習会テキストもご確認いただけます(左メニューの講習会→講習会テキストをクリック)。
なお、東京大学の研究者情報システム「Pure(旧SciVal Experts)」は2018年3月で提供を終了しました。

データベース名 内容

SciVal

研究パフォーマンス分析ツール

InCites Benchmarking

研究パフォーマンス分析ツール

Essential Science Indicators (ESI)

学術論文等に関する統計や動向を分析できるツール

II.データベース検索テクニック

各種データベースを効率的に検索するために必要な検索テクニックの紹介です。検索のコツは「最初は広く浅く」「それから狭く深く」です。
大量の情報の中から欲しい情報を効率よく引き出すには、どんな検索方法があるでしょうか。思いついたキーワードを入力して終わりではなく、検索結果の絞り込みや並べ替え、AND検索、OR検索、NOT検索など、ちょっとした工夫を知っていると、検索結果が変わります。
例えば以下のようなテクニックが利用できます。   

検索の幅を狭めたいとき AND 検索、フレーズ検索、近接演算、完全一致検索
検索項目を限定して検索 

検索の幅を広げたいとき

OR 検索、部分一致検索(前方一致検索、後方一致検索など)
検索項目を限定しない検索

余計なものを除外したいとき

NOT 検索 (NOT で除外する対象の言葉が入っていれば一律に除外されることに注意)。

II.1.AND OR NOT 検索について

複数の検索語を組み合わせて検索したい ときは、論理演算(AND,OR,NOT)を使います。AND検索、OR検索、NOT検索と呼ぶこともあります。下記の図では、赤い色を塗った部分が検索結果となります。

and


なお、各データベース毎に、演算子を使う際には、大文字/小文字のいずれかを使わないといけない、という決まりもあります。主なデータベースについてII.3.主なデータベースのテクニック一覧表に記載していますので、参考にしてください。

  • CiNii Research、PubMed→演算子は大文字→OR、NOT

II.2.その他のテクニック

  • 前方一致検索(トランケーション)⇒*を使うデータベースが多いです。
  • ワイルドカード(トランケーション )⇒*または?を使うデータベースが多いです。
  • フレーズ検索
    • ””(ダブルクォーテーション)を使うデータベースが多いです。
    • フレーズ検索では、"media literacy"で検索すると、このフレーズに一致するものがヒットします。
    • 例えば、media literacyで検索すると、一般的なAND検索となり、media と literacy の語順が反対でも、この2語が離れて出てきている場合でもすべて検索してしまいますので、結果としてノイズの多い結果となります。一方、"media literacy" で検索すると、単語の順番が同じで、指定したフレーズの間に他の単語がないという結果が得られます。
      これがフレーズ検索と呼ばれる手法で、AND検索よりも効果的に検索結果を絞り込むことが可能となります。
  • 近接演算
    複数の検索語の位置関係を指定します。 AND 検索をした場合、入力した検索語の位置が離れすぎているものもヒットしてし まい、思い通りの検索結果が得られない場合があります。近接演算を利用すると、検索語が出てくる順番や検索語間の語数を指定することができます。「近接演算子」はデータベースによって異なるので注意しましょう。
  • テクニックの組み合わせ
    • フレーズ検索””(ダブルクォーテーション)の内で、*(部分一致)が使えるデータベース、使えないデータベースといった違いなどもあります。
    • 例えば、Web of Scienceでは、「トピック」と「タイトル」の欄では検索語のスペルのバリエーションと複数形は自動で検索をしてくれますが、””の中ではそういった機能は使えません。そのため、”nonprofit organi*ation*" などと、スペルのバリエーションが必要な箇所に*を使ってフレーズ検索をさせます。
      一方、Engineering Villageでは、””内では*は使えませんので、それぞれのキーワードをORでつなぐか、””を利用しない検索を考える必要があります。

データベースを使いこなすには、以上のようなテクニックにも注意をすることが大事です。
各データベース内のヘルプや、「附属図書館データベース一覧」で各データベースを検索後、各データベース名をクリックすると●ー● マニュアル ●ー●が表示されるので、表示されるマニュアルを確認ください。講習会では簡単なテクニックを紹介しますので、講習会へのご参加もご検討ください。

II.3.主なデータベースのテクニック一覧表
 

データベース名 AND検索 OR検索 NOT検索 AND、OR、NOT
の組み合わせ
前方一致検索 フレーズ検索 近接演算
東京大学OPAC 詳細検索でプルダウンメニュー使用 
※検索欄でスペース
レポート△書き方
詳細検索でプルダウンメニュー使用 
※「+」を使う
レポート△+△論文
詳細検索でプルダウンメニュー使用 
※「-」を使う
レポート△-△論文
詳細検索で入力
欄の上から順 
※( )も
利用可
*を使う
japan*
“media△
literacy”
(※1)
不可
E-journal & E-book Portal plant△science
 
不可 不可 不可 ※「Title contains all words」の欄でplan* sci* let*
(日本語には*は使えない)
不可 (※2) 不可
CiNii Research レポート△
書き方
レポート△
OR△論文
レポート△
NOT△英語
(レポート△OR
△論文)書き方
△NOT△英語
japan*
(日本語には*は使えない)
“media△
literacy”
日本語には
””は使えない。
(※3)
不可
Web of Scienceコアコレクション media△literacy media△or△
literacy
media△not△
television
(media△or△
internet)
literacy△not△ television
japan*
tada△t* (著者名)
“media△
literacy”
woman△near/3△ stress
注: /3は3語以内(任意の数
EBSCOhost media△and△ literacy media△or△
literacy
media△not△ television (media△or△ internet)
and△literacy△
not△television
japan* “media△
literacy”
検索画面下、検索オプションで検索モードを選べます。初期設定の場合には5単語以内を検索します。
media△ literacy
医中誌Web 高血圧△薬物療法 輸液△or△点滴 脳腫瘍△not△髄膜腫 (清拭△or△清潔) and△褥瘡 記号なしで部分一致 “influenza△
vaccine”
不可
PubMed influenza△
AND△vaccine
influenza△
OR△vaccine

influenza△
NOT△vaccine

(influenza△
OR△
H5N1)
AND △vaccine
japan* “influenza△
vaccine”
不可

 ※表内の△はスペースを表す。また、表には一部のみを掲載しています。* の他に? = 語尾変化1字、$ = 語尾変化が0または 1 文字が利用できる場合があっても記載は省略しています。個々のデータベースマニュアルやヘルプも参照するようにしてください。
※1 詳細検索画面で利用。「全ての項目から」「書名に右の語を含む」「著者名に右の語を含む」「出版社・出版者」「件名」で利用可能。
※2 「Title equals」の欄で plant science で検索すると、「Plant Science」というタイトルのものだけヒット。
※3 著者名の欄で /安達淳/ で検索すると「安達淳」という著者の文献だけヒット、刊行物名の欄で /化学/ で検索すると「化学」誌に掲載の文献だけヒット等、完全一致には//を使う。

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II.4.シソーラス

思いついた言葉でデータベースを検索すると、その言葉が論文のタイトルや抄録等に含まれていなければヒットしません。
データベースによっては、同義語、関連語、上位概念、下位概念の用語などを、分野や内容ごとに整理した「シソーラス(thesaurus)」を持つものもあります。 決められた統制語を利用する(または統制語に誘導してくれる)ことで、効率的に検索をすることができます。

III.データベースについて詳しく知る

III.1.書誌情報データベース や 文献(論文)情報データベース

  • 書誌情報データベース
    例)東京大学OPAC、E-journal & E-book Portal
    東京大学OPAC やE-journal & E-book Portalではいずれも論文についての情報や、全文情報は検索できません。検索できるのは、図書名や雑誌名などです。
     
  • 文献(論文)情報データベース
    例)Web of Science、Scopusなど
    Web of Science、Scopusなどでは論文の文献情報は検索できますが、全文情報はみることはできません。
    これらのデータベースでは、各出版社など、全文情報が表示されるサイトへのリンクが記載されており、そのリンクをクリックすることで出版社等の該当論文ページから全文情報をみることができる仕組みとなっています。

III.2.全文情報データベース

  • 各大学や研究機関などの機関リポジトリ、Science Directなどの出版社がもつ電子ジャーナルサイトなどでは、各サイト内で検索すると、全文情報をそのまま読むことができます。

III.3.その他のタイプ

  • 文献情報と全文情報の両方を収録していて、データベース内で全文を参照できるデータベースもあります。

III.4.本文の入手

  • 全文情報が必要な場合には、まずは、全文が入手できそうなアイコンがあれば、クリックしてみてください。
    例)PDF、論文、J-STAGE、機関リポジトリ、Downloadなど
    または、UTokyo Article Linkをクリックください。
     


      

UTokyo Article Linkでは、フルテキストアイコンがあればクリック、なければ、他の情報資源で無料公開の論文を探してください。それでもなければ、紙媒体の雑誌を探して文献複写依頼を行います(直接図書館にコピーをとりにゆくことも可能です)。

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IV.参考情報やリンク先

  • 学外からデータベースや電子ジャーナルを使うには?
    こちらをご覧ください。(左メニュー 学外からの利用)

  • わからないことがあったとき
    ASKサービスを使いましょう。

IV.1.データベースに出てくる略語・用語一覧


データベースによって、使える機能や用語が異なりますのでご注意ください。ご利用の際は、それぞれのデータベースの「Help」を見ることをおすすめします。

用語 読み方 意味
abstract アブストラクト 摘要、要約
address, affiliation アドレス、アフィリエーション 著者などの所属機関
alert アラート あらかじめ設定した条件に合う情報が搭載されたとき、メールなどで知らせてくれる機能。例として以下のようなアラートがある。
・登録した雑誌の新しい号が搭載されたことを知らせる。
・登録した検索条件に合致した論文が追加されたことを知らせる。
・指定した論文が他の論文に引用されたことを知らせる。
archive アーカイブ 電子ジャーナルサイトなどで、過去の巻・号リストを示す場合がある。
browse ブラウズ 情報の一覧表示から、必要な情報を探す方法。
citation サイテーション 引用、引用文
(table of) contents コンテンツ 目次情報
doi (Digital Object Identifierの略) ディーオーアイ 電子ジャーナルの個々の論文タイトルなどに付けられている国際標準の識別番号。提供元のサーバ移転等があっても変化しない固有の番号のため、リンク切れが生じないメリットがある。
export エクスポート 文献管理ツールなどに適応した形式で情報を出力すること。検索結果を保存する際に表示されることが多い。
full text フルテキスト 全文、全文表示
help ヘルプ データベースの概要や、検索方法が表示される。新しいデータベースを利用する際や検索がうまくいかない場合には、help を確認するとよい。「tips」などと表記されることもある。
HTML エイチティーエムエル 論文のフルテキストなどを閲覧する際に提供される表示形式のひとつ。文章中にリンク機能が付いていることもある。
in press インプレス 雑誌に受理されたが、まだ紙媒体で発行されていない論文。「Early view」「Online First」などと表記されることもある。
issue イシュー 第…号。「back issues」は、電子ジャーナルサイトなどで、過去の巻号リストを示す場合がある。
log out / log off ログアウト/ログオフ セッション終了時にクリックすることで、検索履歴などの個人情報を保護することができる。また、同時アクセス数の制限があるデータベースの場合には、ログアウト後、次の利用者が利用できるようになる。「sign out」「sign off」などと表記されることもある。
PDF ピーディーエフ 論文のフルテキストなどを閲覧する際に提供される表示形式のひとつ。紙媒体の雑誌と同じレイアウトで閲覧することができる。閲覧用ソフト「Adobe Reader」のインストールが必要。
register レジスター クリックすると、ユーザ登録画面が表示される。
save to file セーブ トゥ ファイル パソコンや電子媒体に情報を保存すること。検索結果や電子ジャーナルを保存する際に表示されることが多い。
sort ソート 検索結果を並べ替える機能。
summary サマリー 概要、要約
volume, vol. ボリューム、ボル 第…巻

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