学内の方


レポート・論文作成支援

目次

I.1.レポート・論文とは

論文とは、基本的に下図のように構成され、一定の形式を持ち、あるテーマに関する自分の主張を論理的な根拠を挙げながら説明する文章です。読者に自分の研究をわかりやすく伝えるためには、タイトルや抄録の表現を工夫し、文章の構成を整理することが重要です。

レポートも基本的には論文と同じ構成ですが、授業などで与えられたテーマ・課題について記述します。授業内容をベースにテーマ・課題について説明し、それに対して自分は何をしたいか(序論)を述べ、調べて分かったこと(本論)、自分の考え(結論)へと繋げ、全体として論理展開がなされているとよいでしょう。
抄録やキーワードなどは不要ですが、文末の参考文献(引用文献、参照文献)リストは必ず作成するようにしましょう。

論文の構成や参考文献リストの詳細は、「II. レポート・論文を書くために知っておきたいこと」をご覧ください。

paper

 I.2.参考図書を読む

レポート・論文の書き方に関する本は多数出版されています。執筆の早い段階で、このような本を何冊か読んでおくと参考になるでしょう。

◆ 東京大学OPAC・図書館での参考図書の探し方
東京大学OPACで「論文作法」などのキーワードで検索すると、関連する本を探すことができます。
多くの図書館では、本は内容ごとに分類されて本棚に並んでいます。OPACで見つけた本の周辺にある本も併せて確認してみてください。

OPACの書誌詳細に記載されている「分類」は、本の主題に基づいて付与される番号です。例えば、レポートや論文の書き方に関する本には、「407」や「816.5」といったNDC分類が付与されていることが多いです。OPACで「分類」の数字をクリックすると、分類から似た内容の本を検索することができます。
図書館によっては、分類を基にした請求記号の順に本が並べられています。そのため探している本と内容が近い本が、実際の本棚でも近くに並んでいることが多いです。キーワードが異なり検索ではヒットしなかった、近い内容の本を見つけることができるかもしれません。(本棚の本を見て回ることを、図書館用語で「ブラウジング」と言います。)


◆ 参考図書の例

 I.3.学内のレポート作成・論文執筆支援サービスに参加する

東京大学では、レポート作成や論文執筆を支援する様々なサービスが提供されています。詳細は各サイトでご確認のうえ、ぜひ積極的に活用してください。ここには掲載されていないものもあります。所属学部のサービスについては、それぞれの学部へお問い合わせください。

◆ 学内のレポート作成・論文執筆支援サービス

  • 駒場アカデミック・ライティング・センター
    駒場アカデミック・ライティング・センターでは、学術的な相談やライティングに関わるイベントを提供しています。ALESS、ALESA、FLOW履修生の授業課題・学習の支援にも対応しています。
    サイト内には、レポートの書き方を動画で学べるミニ講座も掲載されています。
    対象:東京大学に所属するすべての学生・教職員(とりわけ駒場キャンパスの在籍者)
  • Assistants for Communication in English (ACE) (旧ERIC) / 工学系研究科国際化推進部門
    ライティングチューターのトレーニングを受けた東京⼤学在学中の留学⽣たちが、英語論⽂や履歴書・留学書類などへのフィードバック、学会発表リハーサルサポートなどを行っています。
    対象:東京大学に所属するすべての学生・教職員
  • 英語論文執筆支援サービス / 柏インターナショナルオフィス
    英文校正業者への見積・納期・サンプル校正等の依頼や、発注・納品を行う窓口サービスです。
    対象:東京大学柏キャンパスに所属する学生・教職員
  • UTokyo Writing Resources / リサーチ・アドミニストレーター推進室
    英語論文執筆・投稿に関する情報を集約しているサイトです。参考情報や、学内の支援・セミナー情報が掲載されています。
    対象:東京大学に所属するすべての学生・教職員
  • UTRA Commons: Community Portal for UTokyo Research Administration / リサーチ・アドミニストレーター推進室
    研究活動の活性化に向けた推進・支援業務に関連したウェブサイトへのリンク集や学内研修コンテンツ、学内イベント情報などが掲載されています。
    対象:東京大学に所属するすべての学生・教職員


◆ 授業科目での執筆支援
レポートなどの学術的な文章を書くための授業も開講されています。最新の情報は授業カタログやMIMAサーチをご確認ください。

I.4.講習会に参加する

リテラシー担当では、論文執筆に関する講習会を開催しています。多くの講習会ではテキストや録画も公開しています。ぜひ参考にしてみてください。

II. レポート・論文を書くために知っておきたいこと

  1. 論文の構成
  2. 参考文献リスト・引用文献リストの書き方
  3. 文中引用方法
  4. 文献管理ツール
  5. 剽窃の禁止・研究倫理

(2025.2.25更新)

II.1.論文の構成

科学論文を書く場合の構造としてIMRaD(イムラッド)と呼ばれる構造があります。IMRaDとはIntroduction/Methods/Results/and Discussion/の頭文字からとられた用語です。

  • 論文タイトル(Title)
  • 書誌情報(ジャーナルタイトル、著者名、所属機関、出版年、巻号ページ)
  • 抄録(Abstract)
  • キーワード(Keywords)
  • ■本文序文(Introduction)/■方法(Methods)/■結果(Results)/and ■考察(Discussions)
  • 参考文献(References)
  • 謝辞(Acknowledgement)

これらの構造のうち、どこから書き始め、何を書けばよいかについては、以下の本でお勧めの方法などが紹介されています。

講習会テキストページ「■論文執筆講習会テキスト」も参考にしてください。

 II.2.参考文献リスト・引用文献リストの書き方

レポートや論文の中で学術情報を使う際は、他の研究成果を剽窃したことにならないよう、自分の文章と明確に区別した形で引用し、出典を明示する必要があります。そのためには、参考文献リストを作成する必要があります。参考文献は、他の著者の功績を尊重し、読者が論旨を辿れるようにするためのものです。

◆ 引用する際の注意事項
参考文献を書く際には、以下の点に注意してください。

  • 原文通りに引用する
    参考文献を直接引用する際は、一文字も変えずに正確に引用する必要があります。
  • 著者本来の意図に沿って利用する
    間接引用(参考文献に書かれている内容を自分で要約して引用)する際は、著者の意図と異なる利用しないよう注意してください。
  • 孫引きをしない
    他の資料からの引用をそのまま引用することは避け、必ず元の資料を参照してください。
  • 引用元に関する正確な情報を提供する
    読者が元の資料を参照できるように、著者名、タイトル、ページ番号などの文献情報を正確に記載しましょう。 

◆ 参考文献リストの書き方
同じ雑誌論文でも、VancouverスタイルとHarvardスタイルとでは参考文献リストの記載方法は異なります。それぞれどのように記載されるか、以下の例で確認してみてください。

引用スタイル

◆ 書誌情報の書き方
参考文献リストの書き方は、学会や雑誌ごとに決められています。投稿予定雑誌の投稿規定(Guide for Authors)や執筆要綱などをご確認ください。これらの情報は学会や雑誌のWebサイトなどで確認できます。確認すると、「Referenceの書き方は、原則APAスタイルを参照」といった記載があるはずです。このほかに学術機関などによってスタイルガイドが公開されている場合もあります。
レポートなどの授業課題では、担当教員から指定されたスタイルを使用しましょう。
以下はスタイルの一例です。必要な投稿手引きやスタイルガイドを確認してみましょう。


◆ 書誌の媒体ごとの書き方
参考文献リストの書き方は、資料の媒体によっても異なります。
例えば図書1冊を参照した場合、図書の一部を参照した場合、電子ブックの場合など、スタイルごとに参考文献リストへの記載方法が定められています。

  • リテラシー担当「はじめての参考文献リストの見方
    SIST02スタイルをベースに、媒体ごとの記載例を紹介しています。参考文献リストを確認する際などにご活用ください。

 II.3.文中引用方法

論文中で引用箇所を示す方法(文中引用)も、学会や雑誌で指定されたスタイルに従う必要があります。

文中引用

学術雑誌に投稿する論文では、参考文献や文中引用の書き方以外にも、図や表の作成方法本文の長さ段落のつくり方略語の使用についてなど、細かい決まりが定められている場合があります。このほかにも投稿資格があるため、執筆前に投稿規定や執筆要綱をよく確認をしてみてください。

 II.4.文献管理ツールについて

集めた論文の文献情報をWordやExcelに入力して管理し参考文献リストを作成するのは、時間も手間もかかります。また手作業で執筆要綱に沿った形に参考文献や文中引用を揃えるのも大変です。

そこで役立つのが「文献管理ツール」です。文献管理ツールを使うと、データベースの検索結果などから文献情報を取り込み、1か所でまとめて管理できます。投稿する雑誌や規定のスタイルを選ぶことで、簡単に参考文献リストや文中引用を出力することも可能です。

文献管理ツールを活用することで、参考文献リストの作成や管理にかかる労力を軽減することができます。ぜひ活用してみてください。
東京大学では3種類の文献管理ツールを契約しています。詳細は下記のリンクをご覧ください。

  • 文献管理ツール
    東京大学所属者が利用できる文献管理ツールの紹介、比較、ユーザー登録方法などをまとめているページです。文献管理ツールを利用する際は、まずこのページをご覧ください。
  • イベント
    リテラシー担当では、定期的に文献管理ツールの使い方を紹介する講習会を開催しています。開催日程などの詳細はイベントページをご確認ください。
  • ■文献管理ツールテキスト
    文献管理ツールに関する講習会のテキストや録画を掲載しています。

 II.5.剽窃の禁止・研究倫理

◆ 著作物を利用する際の注意事項
図書館で資料を収集する際や、データベースを利用する際にも注意が必要です。

  • 図書館の資料の複写
    図書館の資料は著作権法第31条に基づき、一人一部、著作物の一部分のみコピーが許されています。
    複写できる範囲の詳細は「著作権にかかわる注意事項」(国立国会図書館)や、各図書館に置かれているコピー申請書などをご確認ください。
  • 電子的な著作物
    インターネット上で提供されている情報(学術情報データベースや電子ジャーナル、Webページ上の文章、写真、図など)もすべて著作物であり、著作権法により著作者の権利が保護されています。そのため出典を明示せず無断引用したり、許可された範囲を超えて複製したりすることは避けてください。

◆ 著作物を利用する際の注意事項

◆ 論文執筆におけるその他注意事項
論文執筆においては、利益相反(Conflict of Interest)や、オーサーシップ(Authorship)などの研究倫理にも気を配る必要があります。
研究倫理に関する本は多数出版されています。論文執筆の早い段階で、このような本を何冊か読んでおくと参考になるでしょう。東京大学OPACで「科学者倫理」「論文捏造」や「研究倫理」など検索すると、関連する本を探すことができます。

◆ 論文を執筆する際には、以下のような資料も確認するようにしてください。

III.論文の発表について

III.1.投稿先の雑誌について

  • どの学術雑誌に論文を投稿するかを検討する際は、所属の研究室など、同じ分野を研究している先輩や先生のアドバイスを聞いてみると参考になります。
  • 投稿しようと考えている雑誌が主要なデータベースの収録対象誌になっているかどうかを調べたり、出版社や学会の Webサイト(journal's Overview and Aims and Scope)その雑誌の対象読者層対象分野などの情報を見たりすることも、投稿する際の参考になります。
  • データベースによっては、テーマで論文検索し、掲載雑誌を確認することも可能です。同じ研究テーマの論文がどのような雑誌に多く発表されているのか、が参考になるかもしれません。
  • 東京大学所属者の方の論文に絞り込むことが可能なデータベースもあります。先生方が投稿されている雑誌が参考になるかもしれません。対象となる研究分野のデータベースで検索してみましょう。

■指標の活用
自分で調べる場合に参考のひとつとなるデータベースとして、以下のような学術雑誌評価ツールがあります。

  • JCR(Journal Citation Reports)」このツールで雑誌の「インパクトファクター(Impact Factor)」などを調べることができます。インパクトファクターとは、雑誌の影響度を表す1つの指標です。ただし、以下のような点に注意が必要です。
    • 過去2年間の論文の被引用数のみを用いている
    • 平均値を用いている(外れ値(非常に引用数の大きな論文)の影響を受ける可能性がある)
    • 分野により値の水準が異なる
      • 異なる分野間では、数値を比べられない
      • 総合分野のジャーナルのほうが読者層が広がるため、数値は高くなる傾向がある。
      • より専門性高いジャーナルのほうが、総合分野に比べて読者層が限られるため、数値は低くなる傾向になる。
      • 参考情報:総合分野の幅広い読者層向けに論文を書く方が難易度は上がる(専門分野以外の方にもわかりやすく書く必要がある)。より読者層の限られている専門分野の雑誌に投稿するほうが、論文を書く難易度的には低くなる。
    • 毎年更新される

■その他のサービス


論文を多くの読者に読んでもらうために、論文を広く無料公開する「オープンアクセス」という方法があります。しかし、学術誌としてしかるべき査読・品質管理をせず、オープンアクセス投稿料収入だけを目当てに論文投稿を勧誘するような悪質な出版活動が問題視されています。以下の資料も参考にしてみてください。

参考:ハゲタカ出版社の見抜き方 Wolters Kluwer 2021.9.29 
参考:最適な論文投稿ジャーナルを選択するために Wolters Kluwer 2021.9.09
参考:Think Check Submit

III.2.査読について

査読とは、学術誌に投稿された学術論文を専門家(査読者、レフェリー)が読み、論文の内容が該当の雑誌に掲載するにふさわしいかどうか査定することをいいます。

  • 査読者とのやり取りについても、参考図書の多くに記載があります。ほとんどの図書で紹介をしている内容は、「査読者とのやり取りの際には敬意を払い、丁寧、冷静、論理的に」というものです。英語論文投稿入門【学内限定】[PDF / エルゼビア・ジャパン株式会社](2023.秋)資料も参考になります。
    参考:投稿した論文への修正対応時における留意点 Wolters Kluwer 2022.3.14 
    参考:EDITORIAL AND REVIEW WORK【学内限定】[PDF / Diego Tavares Vasques, Ph.D., ALESS Lab マネージャー](2022.秋)
  • Web of Science Academy [クラリベイト社提供] 無料のオンラインコース。このサイトでは査読のプロセスについて学ぶことができます。査読者目線を知ることができます。
  • 論文がリジェクトされた場合には別のジャーナルに再投稿も可能→文献管理ツールでReferenceを作成していれば形式の変更が容易です。

III.3.論文をオープンアクセスにする

オープンアクセスとは、学術論文などをインターネット上で無料で公開することで、誰でもフリーにアクセスできるようにすることです。オープンアクセスにする方式は大きく2種類、グリーンロードとゴールドロードと呼ばれるものがあります。

グリーンロード:機関リポジトリ(※1)などに研究者自身が自分の論文を公開することによってオープンアクセスにする方式です。「東京大学学術機関リポジトリ(UTokyo Repository)」(※2)にて論文などを公開する場合、この方式でのオープンアクセスとなります。

ゴールドロード:読者が購読料を支払わない雑誌(オープンアクセス誌)に掲載することで、オープンアクセスにする方式です。著者が論文掲載料(※3)を負担することで、雑誌の発行にかかる費用をまかないます。

※1 学術機関リポジトリとは、大学などの学術機関が論文などの研究成果を保存・公開するシステム。
※2 東京大学学術機関リポジトリ(UTokyo Repository)は、東京大学の学術成果物を集積し広く一般に配信するサービスです。取り扱う学術成果物としては、東京大学教職員・学生による学術雑誌投稿論文、学位論文、紀要・学内刊行物などがあります。配信する学術情報を随時募集しています。URL: https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/
※3 著者負担の費用を「APC (Article Processing Charge。論文出版加工料などと訳される)」といいます。東大構成員としての割引が適用される雑誌もあります。詳しくは附属図書館ウェブサイト内のAPCに関するページをご覧ください。

参考資料
オープンアクセスについて

グリーンロードで公開する際の許諾条件を確認するサイト

  • SCPJ 学協会著作権ポリシーデータベース
    国内の学協会の著作権ポリシー、出版社版の利用可否、公開条件や出版社の公開規則URL等を一覧することができます。※最新の情報は、各学協会のサイト等でご確認ください。
  • Sherpa Romeo
    世界中の出版社が発行する雑誌のオープンアクセスポリシーや著作権ポリシーを確認することができます。

ゴールドロードのオープンアクセス誌を探す際に参考になるサイト

  • DOAJ(Directory of Open Access Journals)
    オープンアクセス誌を集めたサイト。査読が行われているかなどを審査し、信頼できる雑誌のみ掲載されています。
  • Open Access Scholarly Publishers Association Members 
    「オープンアクセス学術出版社協会(Open Access Scholarly Publishers Association (OASPA))」のページ。外部の専門家による適切な査読の実施と、査読のプロセスと方針を雑誌や出版社のウェブサイトへ明示することが参加条件となっており、発行母体の信頼性を判断するための一つの参考ツールとなります。

IV.参考情報やリンク先

  • 学外からデータベースや電子ジャーナルを使うには?
    こちらをご覧ください。(左メニュー 学外からの利用)

  • わからないことがあったとき
    ASKサービスを使いましょう。

IV.1.参考文献リストに出てくる略語・用語一覧

参考文献リストでは、繁雑さを避けるために略語を使用することがあります。類似の意味でも利用方法が異なる場合がありますのでご注意ください。

略語 完全形 意味
Ann. Annales 年報、紀要
Annu. Annual 年報、年鑑
anon. anonymous 作者不詳の、匿名の
app. appendix 付録
Arch. Archives 記録集
art. article 論文、記事
Aufl. Auflage
Bd. Band
Beil. Beilage 追録、補遺
Bull. Bulletin 会報、報告、紀要
c. copyright 著作権
c., ca. circa 約、略
cf. confer(=compare) 比較、参照、参照せよ
ch., chap. chapter
col. column
comp. compiler 編纂者
comp. compiled by XX XXにより編纂された
conf. conference 会議
cong. congress 議会、会議
corr. correction 校正、訂正版
d. died
Diss. Dissertation 学位論文
do. ditto 同前
doc. document 文書、書類
Einl., Einleitg. Einleitung 序論
ed. editor 編(集)者
ed. edition
ed. edited by XX XXにより編集された
e.g. exempli gratia(=for example)
enl. enlarged 増補された
et al. et alii, et aliae( =and others) およびその他
etc. et cetera( =and so on) など
ex. exanple, example 用例
f., ff. and the following pages 及びそれに続くページ
fac., facsim. facsimile 複写、複製
fasc. fascicle 分冊
fig., figs. figure(-s) 図、図解、挿絵
front. frontispiece とびら、口絵
hb., hbk. hardback ハードカバー本(本装丁)
Hft. Heft 分冊、号
Hg. Herausgeber 編者
ibid. ibi’dem 前掲誌、同誌
id. idem 同上、同書
i.e. id est すなわち
ill., illus. illustration 挿絵
inc. including 含む
inc. incorporated 組み込まれた
inf. infra 下に、以下に
intro., introd. introduction 序文
J., jour. journal 雑誌、学会誌
l., ll. line(-s)
l.c., loc.cit. loco citato 上記引用文中に
mimeo mimeograph 謄写版印刷物(手稿コピーなど)
m.s., mss. manuscript(-s) 原稿、写本
N/A not applicable / not available 適用不可、該当なし/利用不可
n., nn note(-s) 注釈
n.d. no date of publication 出版年記載なし
no. number
n.p. no place of publication 発行地記載なし
n.pag. no pagination 頁付けなし
n.s. new series 新シリーズ
NS New Style 新暦
op.cit. opera citat 前掲(引用)書に
p., pp. page(-s) ページ
par. paragraph 節、段落
pat. patent 特許
pb., pbk. paperback ペーパーバック本(紙表紙本)
pl. plate 図版
pl. plural 複数の
pref. preface 序文、前置き、はしがき
proc. proceedings 議事録、会報
pseudo. pseudonym 雅号、ペンネーム
Pt., pt. part 部、部分、分冊
pub., publ. publisher 出版者
pub., publ. publication 出版物、逐次刊行物
pub., publ. published by XX XXの出版
rev. review, reviews 評論誌
rev.ed. revised edition 改訂版
rpt., repn. reprint, reprinted 重版、翻刻
sec., sect. section 節、段落、欄
s.l. sine loco(=no place of publication) 出版地不明
s.n. sine nomie(=without name) 作者不詳
ser. series 双書、シリーズ
supp. supplement 補遺
symp. symposium シンポジウム、討論会
t., tom tome 巻(仏)
tab. table リスト、目録
T.O.C table of contents 目次
t.p. title page 表紙
t.p.verso title page verso 裏表紙
T.R. technical report テクニカル・レポート
tr., trans. translator, translation 翻訳
trans. transaction 会報、紀要
v., vid. vide XXを見よ
viz. videlicet すなわち
v., vol., vols. volume(-s)
Z. Zeitschrift 雑誌