電子リソースの大量または過剰なダウンロードについての注意喚起
電子リソースの大量または過剰なダウンロードについての注意喚起
2022年10月27日掲載
東京大学で契約をしている電子リソースについては、従来より、適正な利用をお願いしておりますが、不正な大量または過剰なダウンロードがあったとして、版元から連絡を受けるケースがありますことから、改めて注意喚起をいたします。
最近のケースとして以下のようなものがあります。
【例】ダウンロード支援ソフトウェアやツールを使用し、テキストマイニング、データマイニング用に、データ
ベースからデータを取得しようとした。
【問題点】東京大学で契約している電子リソースでは、基本的にテキストマイニング、データマイニング用で
あっても、システマティックにデータを取得することは認められておりません。
【対応方法】教育研究等で必要な場合には、事前に出版社などに相談すると、一定の条件のもと許諾を得られる
場合があります。ご希望の場合はASKにてご相談ください。
【例】文献管理ツールの設定を「書誌データを取得する際に、PDFも同時に自動的にダウンロードする」として
おり、この状態で多くの書誌データを一度に取得し、結果的にPDFも一緒に大量ダウンロードされた。
【対応方法】文献管理ツールの設定を見直し、PDFの自動ダウンロード設定をオフにするか、1件ずつ書誌データ
の取得を行う等にする。
ダウンロードの基本の考え方
研究上必要となった都度、必要な論文だけを利用すること。
ダウンロード=全文を読む行為と捉えられるため、「本文を読めないようなタイミングで次々とPDFをダウンロードしない(開かない)」ことが基本です。
詳細は「電子リソース利用上の注意」をご確認ください。大量ダウンロード以外にも注意点があるので、一読ください。