【総合図書館】サンスクリット写本データベースの正式公開

当館の貴重図書であるサンスクリット写本データベースが正式公開されました

                                    2023年7月12日

2023年7月3日(月)、当館が所蔵するサンスクリット写本を高精細で閲覧できる「東京大学総合図書館所蔵サンスクリット写本データベース(Database for Sanskrit manuscripts in the UTokyo Library)」がSAT大蔵経テキストデータベース研究会により正式公開されました。

本データベースは、2021年9月に同研究会により公開された「東京大学総合図書館所蔵サンスクリット写本データベース貝葉写本先行公開版(Database for Sanskrit manuscripts in the UT Library Preliminary edition for Palm leaves)」に新規撮影分が追加されたものです。科学研究費補助金(JP24520060、JP15H05725及びJP19H00516)並びに東京大学デジタルアーカイブズ構築事業の支援を受けて、デジタル化及びデータベース公開が行われました。

サンスクリット写本は、高楠順次郎(1866-1945)がネパールで蒐集した仏教写本(180部)と河口慧海(1866-1945)がネパール、チベットを探検し蒐集した仏教写本(390部)から成る貴重な資料群です。このデータベースでは、当館の貴重図書として指定されているそれらの資料を高精細で閲覧することができます。また、利用条件はhttps://creativecommons.org/licenses/by/4.0(CC BY)が指定されています。(各画像表示ページでご確認ください)。どうぞご利用ください。