秋葉文庫

資料概要

演劇研究家の秋葉芳美(1896-1952)旧蔵書のうち、延宝年間(1673-1681)から明治年間(1868-1912)にかけての江戸・京阪の芝居番附。
芝居番附は歌舞伎興行などの際、演目や出演者、内容などを示したものであり、顔見世番附(向こう1年間に契約した役者の顔ぶれを示したもの)、役割番附(役者の名前と役柄を示したもの)、絵本番附(芝居の内容を絵で表し、筋書きなどを添えたもの)、辻番附(現在のポスターに相当するもの)、特殊番附などがある。
秋葉氏は評判記や台帳など、演劇関係の資料を他にも多数所蔵していたが、当館では芝居番附のみを所蔵している。

所蔵の経緯

1951(昭和26)年に、秋葉芳美氏より購入した。

形態

芝居番附

点数

16,831点

デジタル画像

配置場所

貴重書庫

利用方法

複製物(デジタル画像)があるものは、複製物をご利用ください。原本の利用は、特に原本を必要とする場合に限ります。
下記の目録で番附名などを確認のうえ、申し込んでください。

詳細は下記ページをご確認ください。

目録

  • 芝居番附資料目録 / 東京大学附属図書館情報管理課編. 予備版. 東京大学附属図書館, 1990.6(OPACで詳細を見る
    • 秋葉本の一部について、番附の内容および請求記号が記載されています。
  • 芝居番附目録. [東京大学附属図書館], 19--(OPACで詳細を見る

参考文献

  • 附属図書館展示委員会. 附属図書館・第2回常設展示「秋葉文庫~芝居番附~」のご紹介. 図書館の窓. 2002, vol. 41, no. 6, p. 123.(OPACで詳細を見る
  • 小林元江. 芝居番附のこと. 図書館の窓. 1990, vol. 29, no. 5, p. 54–56.(OPACで詳細を見る
  • 小林元江. 芝居番附紹介. 図書館の窓. 1969, vol. 8, no. 1, p. 8.(OPACで詳細を見る