数多い外国人教師のうち、総合図書館、部局図書館・図書室にい
まもかなりの史料の残るもの13人を選んで、その東京大学の教育・
研究への寄与・貢献ぶりを個別に回顧する。その国籍は、ドイツ5
人、イギリス4人、アメリカ・カナダ・フランス各1人、帰化人1
人に及び、受入分野では工科5人、文科3人、法科2人、医・理・
農科各1人、雇い入れ年代では東京大学以前5人、東京大学期4人、
帝国大学期4人から成っているので、均整ある画像が得られるもの
と思われる。
- ジョン・ミルン
(John Milne イギリス 1850−1913)
- エルウィン・ベルツ
(Erwin Baelz ドイツ 1849−1913)
- ジョサイア・コンドル
(Josiah Conder イギリス 1852−1920)
- エドワード・シルベスター・モース
(Edward Sylvester Morse アメリカ 1838−1925)
- クルト・ネットー
(Curt Netto ドイツ 1847−1909)
- トーマス・アレキサンダー
(Thomas Alexander イギリス 1843−1933)
- オスカル・ケルネル
(Oskar Kellner ドイツ 1851−1911)
- ジョン・アレキサンダー・ロウ・ワデル
(John Alexander Low Waddell カナダ 1854−1938)
- バシル・ホール・チェンバレン
(Basil Hall Chamberlain イギリス 1850−1935)
- ルードウィヒ・リース
(Ludwig Riess ドイツ 1861−1928)
- ルードウィヒ・エス・レーンホルム
(Ludwig S. Loenholm ドイツ 1854−?)
- ギュスターブ・ボアソナード・フォンタラビー
(G. Boissonade Fontarabie フランス 1825−1910)
- ラフカディオ・ハーン
(Hearn Lafcadio 日本名:小泉八雲 1850−1904)
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