和漢古書等の利用条件変更について

総合図書館の和漢古書等の利用条件が変更になります(10/1~)

                                     2020年9月29日

総合図書館では、新たな保存書庫を保全に注意を要する比較的古い年代の資料を安定的・固定的に保存していくためのスペースと位置づけるとともに、特に取扱いに注意を要する和漢古書等(概ね1912年以前に日本語・中国語・韓国朝鮮語で刊行・書写された資料で、形態が線装本、軸物、折本、一枚物の資料等)は保存書庫内の「和漢古書エリア」に集中配架しました。これに伴い、和漢古書等の利用条件を次のとおり変更します。


【2020年10月1日以降の和漢古書等の利用条件】

館内閲覧 
  • すべての利用者 :可能(閲覧場所は書庫資料閲覧室内)
館内複写 
  • すべての利用者: 

 ・セルフコピー:不可
 ・業者による複写:可能
 ・10カットを上限とした利用者自身の写真撮影:可能 

和漢古書エリアへの
入庫
(書架へのアクセス) 

 

  • 本学の教職員、研究員、名誉教授、学生:可能 

※ただし資料移転作業に伴い、10月中旬頃までは和漢古書等を含む保存書庫資料については全て職員が出納します。利用希望の方は保存書庫カウンターにお申し出ください。 

  • 元教員、卒業生:原則不可(職員が出納) 

 

和漢古書等の
館外貸出 

  • 本学教員・名誉教授:可能 
  • 本学研究員、大学院生(博士課程前期・後期)、大学院研究生、特別研究学生:原則不可(事前申請により許可を受けた方のみ可能)  ※下記の「館外貸出に関する事前申請について」参照)
  • 学部生、職員、元教員:不可 
  • 上記以外の者(卒業生、学外者等):不可 

※貸出可の場合の冊数・期間は変更ありません 
※当館がデジタル化し公開している資料及び劣化・破損等があり館外への持ち出しが困難なものについては、上記によらず原則として貸出不可。(館内閲覧のみ。) 

 

【館外貸出に関する事前申請について】 

本学研究員、大学院生(博士課程前期・後期)、大学院研究生、特別研究学生は、研究を進めるために和漢古書等を館外へ持ち出す必要がある場合に限り、事前の申請手続きを経て貸出が可能となります。以下の申請書に必要事項を記入のうえご提出ください。 


※2020年11月9日修正 申請書の様式と申請方法を変更しました

 総合図書館所蔵和漢古書等館外貸出申請書 【Word】

 総合図書館所蔵和漢古書等館外貸出申請書 【PDF】

  • 申請書は、電⼦メールでの提出を原則とします。
  • 申請書の送付先seibi@lib.u-tokyo.ac.jp (総合図書館情報サービス課資料整備チーム宛)
  • 申請から一週間以内に館外貸出可否の連絡をいたします。(申請した日に資料を借り出すことはできません)。 
  • 有効期限は当該年度末までです。
  • このほか貸出冊数・期限や書庫への入庫、閲覧、複写等については以下のページをご覧ください。 

 https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/general/user-guide/materials/stack 
(総合図書館ウェブサイト > 利用案内 > 資料の利用方法 > 保存書庫資料) 


【本件問い合わせ先】 
 総合図書館情報サービス課 資料整備チーム
 電子メール:seibi@lib.u-tokyo.ac.jp/電話:03-5841-2622(内線の場合:22622) 


利用条件の変更に伴いご不便をおかけすることもあるかと存じますが、貴重な資料を保全し将来にわたり利用できるようにするため、何卒ご理解のほどお願いいたします。