総合図書館中央部分のサービス再開と臨時休館のお知らせ
平成30年 2月14日
利用者各位
東京大学総合図書館
総合図書館中央部分のサービス再開と臨時休館のお知らせ
現在行われている総合図書館の本館中央部分の工事は順調に進んでおり、平成29年3月10日付の「平成29年度の総合図書館の工事とサービスについて(第4報)」で「現在の暫定サービスが平成30年8月頃まで続く見込み」とお知らせしていたよりも早く、本来の正面入口(噴水前)を使用したサービスを再開できる見込みとなりました。
現在の工事完了後には本館書庫の工事を開始する予定ですが、サービス再開のための準備に加え、書庫工事中も資料をご利用いただけるようにするため、大規模な図書や書架の移設作業が必要となります。この移設作業のため、サービス再開に先立ち、4月下旬から3~4週間程度、臨時休館させていただきます。
工事完了区域を活用し、できるだけ皆様の利用に支障がないようサービスを行うための作業ですので、ご理解いただけますようお願いいたします。
記
1. 全体スケジュールの概要
2月21日~ 書庫資料の一部を自動書庫へ搬入(※1※2)
4月下旬~5月下旬 書架・閲覧机・書庫資料の移設等のため、本館のみ休館
5月下旬以降 本館中央部分を使用したサービス再開
本館書庫の工事開始予定(年度末までを予定)
※なお、具体的な日程は、決まり次第ご案内いたします。
2.資料利用について
臨時休館中は、資料の閲覧・貸出はできませんので、必要な資料については休館前に借出いただくようお願いいたします。なお、サービス再開後は、本館書庫の工事中も、以下のとおりすべての資料をご利用いただくことが可能です。
種別 |
書庫工事期間中の取り扱い |
開架資料 |
現状どおり開架方式による利用が可能です。 (一部の資料は、現在とは配架場所を変更いたします) |
書庫資料 |
本館内別エリアと自動書庫(※1※2)に移動します。自動書庫の資料と本館の配架資料の一部は、職員が出納しての利用となります。 |
※1 自動書庫は、別館の地下に効率よく収納された資料を、出納請求に応じて自動搬送システムで取り出すものです。資料は本館の窓口でお渡しします。
※2 自動書庫への資料の搬入は、平成30年2月からサービス再開までの期間に行う予定です。搬入作業中は、各資料につきそれぞれ1週間程度ご利用いただけない期間が生じますが、何卒ご了承ください。またご不明な資料がございましたらカウンターまでお問合せください。
また、自動書庫の詳しい利用方法については、後日ご案内いたします。
サービス再開後の、書庫工事期間中の資料の配架エリア(概要)は以下のとおりです。
なお、地下1階、4階、5階は、すべて職員出納書庫エリアです。
3.閲覧・学習スペースと今後の予定について
2階、3階の北側閲覧室の使用を再開し、席数が130席から580席(メディアプラザ(ECCS端末)含む)以上に増加します。
これに伴い、安田講堂、山上会館、医学部1号館の学習スペースは、順次サービスを終了させていただきます。
なお、別館ライブラリープラザは、グループ学習や研究交流のための会話可能なスペースとして建設されましたが、改修工事による閲覧席の減少を補うために、静かな学習スペースとして提供してきました。本館中央部分のサービス再開に伴い、平成30年秋に向けて本来の運用へと転換していきます。
本館中央部分のサービス再開に伴うスケジュール(予定)
詳細については随時ご案内して参りますが、ご不明な点がございましたら、改修工事関係の「ご意見」フォームからお問合せください。 こちらのご意見・ご要望フォームからお知らせください。
総合図書館は、本館書庫工事完了後に、本館東側(三四郎池側)の工事を予定しています。利用者の皆様には引き続きご迷惑をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。