【終了】石原あえか教授ブックトーク「言葉の海を泳ぐ」

東京大学総合図書館シリーズイベント「東大研究者の本棚」第3弾、
石原あえか教授ブックトーク「言葉の海を泳ぐ」を開催します。

石原あえか先生が、これまでどういう本と出会い、またどのように「言葉の海」を楽しく泳いできたのかを語るブックトークです。
・好きな本、思い出の本
・専門のゲーテ研究に関する本
・研究の視野を広げてくれた本
などについて、これまでの研究の道筋を振り返りながら語っていただきます。是非ご参加ください。

「東大研究者の本棚」は、東京大学に所属する研究者の知的な営みを「本」という切り口でたどる企画です。


東京大学総合図書館シリーズイベント「東大研究者の本棚」
東京大学総合図書館 主催・駒場図書館 共催
石原あえか教授ブックトーク 言葉の海を泳ぐ

・日時:2023年3月14日(火)15:00-16:30
・開催方法:ハイブリッド方式での開催
 (1)会場参加  場所:[本郷] 総合図書館 大会議室
  →定員20名・学内者に限ります
 (2)オンライン参加
  →学内者・学外者を問いません
 ※いずれの参加方法も事前予約が必要です

申込み方法:下記のフォームからお申込みください。
 参加方法の詳細は申込時にメールでお伝えします。
 https://webform.adm.u-tokyo.ac.jp/Forms/booktalk3/

・プログラム
 15:00-15:05 イントロダクション
 15:05-16:00 石原先生によるトーク(インタビュー形式)
 16:00-16:30 質疑応答


石原あえか Aeka ISHIHARA
東京大学大学院総合文化研究科教授・同研究科図書館長


 ドイツ・ケルン大学への学位請求論文を書籍化したMakarie und das Weltall(マカーリエと宇宙:Böhlau, 1998)を起点に、Goethes Buch der Natur (ゲーテの〈自然〉という書物:Königshausen & Neumann, 2005)や『科学する詩人ゲーテ』(慶應義塾大学出版会、2010)など、日独両言語を用いてゲーテに関する著作・論文を発表している。
 特に〈自然研究者〉としてのゲーテを専門とし、科学史系の仕事も多い。たとえばゲーテ時代の測量に注目した『近代測量史への旅』(法政大学出版局、2015)および『教養の近代測地学』(同上、2020)。また医学ではゲーテがいち早く評価した蠟製立体標本〈ムラージュ〉に注目し、日本国内に現存する歴史的標本を写真家・大西成明氏と調査した成果を『日本のムラージュ』(青弓社、2018)などにまとめた。最新刊はドイツのゲーテ研究者との共編著論文集Anschauen und Benennenで、2月に刊行されたばかり。
 ゲーテ研究の醍醐味は、文学と科学を自由に往来できること。他方、文献の扱いには職人芸的熟練が求められ、参考文献の多さも群を抜くため、日々、果てしない「活字と言葉の海」を泳ぎまわっている。


・関連展示のご案内

総合図書館3階ホールでは2月17日から5月頃まで、同じく「言葉の海を泳ぐ」と題した図書展示を行っています。このブックトークにあわせて石原先生が選ばれた約40点の図書とご著書を展示しています。ブックトークで話される本のほか、幼い頃から好きな絵本や児童書、研究を進めるうえで参考になった図書、やや意外なジャンルの書籍・漫画などを展示していますので、是非ご覧ください。
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/general/event/20230216



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言葉の海を泳ぐ題字