
【開催報告】【11/22開催】総図別館LPトークセッション8「学術におけるデジタルアーカイブの可能性 -工学史の事例から-」
総図別館LPトークセッション8「学術におけるデジタルアーカイブの可能性 -工学史の事例から-」を開催しました
2019年12月4日
2019年11月22日に別館ライブラリープラザにおいて、トークセッション8・教員によるリレー対談4を開催しました。今回は大学院情報理工学系研究科、工学・情報理工学図書館 副館長の今井浩教授と、大学院総合文化研究科の橋本毅彦教授に「学術におけるデジタルアーカイブの可能性 -工学史の事例から-」をテーマにお話しいただきました。
熊野純彦館長の挨拶の後、今井先生の講演から始まり、「工学史料キュレーション事業」の立ち上げのきっかけや構築されたデータベース・収録されている史料についてお話しいただき、「昔を知ることは最先端を知ること」と、保存し伝えることの重要性が語られました。続いて橋本先生からは、東京大学工学部の前身である工部大学校の卒業論文や、航空研究所の歴史的資料、MITなどの海外のアーカイブについて、研究での実際の活用を交えてご紹介いただきました。
対談では、インターネット時代の資料公開・資料収集についてや、デジタル化に際してのフォーマットの問題が語られ、実際の史料の背景について橋本先生が解説されるという場面もありました。
当日は悪天候にもかかわらず、学内外から30名近くの方に参加いただき、海外の状況や公文書館についてなど、質疑応答も活発に交わされました。



別館ライブラリープラザで、教員によるトークリレー第4弾を開催します
2019年10月23日
「教員によるリレー対談」は、対話できる空間のライブラリープラザを使って開催される、東大教員による対談形式のトークイベントのシリーズです。第4回は総合文化研究科の橋本先生と情報理工学系研究科の今井先生に、科学史、工学史に関する情報の収集と発信について語っていただきます。是非ご参加ください!
- 日時:11月22日(金)17:00~18:30
- テーマ:学術におけるデジタルアーカイブの可能性 -工学史の事例から-
- 対談:
今井 浩 教授
(東京大学大学院情報理工学系研究科、工学・情報理工学図書館 副館長)
橋本 毅彦 教授
(東京大学大学院総合文化研究科)
- 場所:総合図書館別館 ライブラリープラザ内
- 事前申し込み不要、先着40名、立ち見も可です。 学外者の方もご参加いただけます。
※障害等のため、会場設備等に配慮が必要な場合は、下記までご連絡ください。
4限が終わったら、ぜひライブラリープラザへお越しください!
【お問い合わせ先】
附属図書館総務課
ac-info@lib.u-tokyo.ac.jp
主催:東京大学総合図書館 共催:東京大学工学・情報理工学図書館

