【10/24開催】総図別館ライブラリープラザ トークセッション(4)

別館LPリニューアルイベント「知っておきたいオープンアクセス~ハゲタカに喰われないために~」を開催しました

2018年10月26日

1024日に、別館ライブラリープラザのリニューアルイベント・トークセッション4として、「知っておきたいオープンアクセス ~ハゲタカに喰われないために~」を開催しました。

今回のイベントでは学術雑誌の整備やオープンアクセスの推進に携わる図書館職員のうち4名から、研究成果を学術雑誌などでオープンアクセスにする際の注意点や、図書館で提供しているサービスについて広く紹介しました。
オープンアクセスジャーナルで論文を出版する際の注意点として、オープンアクセスを謳うジャーナルの中には、論文投稿料目的で適切な査読を行わずに出版されている悪質なPredatory Journals(通称ハゲタカジャーナル)があり、投稿先の選定には注意が必要であることなどを説明しました。また、図書館ではこうしたジャーナル投稿に関する情報提供に加えて、通常は契約しなければ読めない雑誌に掲載された本学構成員の論文などを無償で公開する「UTokyo Repository」や、論文執筆や論文収集に関するセミナーなど様々なサービスを提供しています。これらについて、それぞれの担当者からご紹介しました。

当日は学内外から研究者やURAをはじめとする約50名に参加いただき、ジャーナル選定の際の注意点などについて活発な質疑応答が交わされました。
なお、本イベントは国際オープンアクセスウィークに関連したイベントとしても開催し、講演者をはじめとしたスタッフはテーマカラーであるオレンジ色のスタッフベストを着用してオープンアクセスをPRしました。

 

会場の様子
会場の様子
研究者に活用していただけるサービスも紹介しました
研究者に活用していただけるサービスも紹介しました

別館LPのリニューアルイベント「トークセッション(4) 知っておきたいオープンアクセス」を開催します

                                    2018年10月11日

東京大学総合図書館 別館地下1Fライブラリープラザ(LP)は、2018年10月2日から、会話ができるアクティブな空間としてリニューアルオープンしました。
ニュース:別館ライブラリープラザ リニューアルオープン (10月2日) ライブラリープラザが変わります


このリニューアルオープンを記念して、 10月は毎週「LPトークセッション」を開催します。
「LPトークセッション」第4回はオープンアクセスがテーマです。
研究成果を学術雑誌でオープンアクセスにすれば、広く利用されようになるはず。でもオープンアクセスには思わぬ落とし穴もあり、特に最近は投稿料目的で出版される悪質な「ハゲタカジャーナル」が話題となっています。
そんな学術雑誌とオープンアクセスをめぐる状況について、「知っておきたいオープンアクセス ~ハゲタカに喰われないために~」と題して図書館職員がお話しします。
※このイベントは、「国際オープンアクセスウイーク」(世界各地でオープンアクセスに関連する様々なイベントを開催する取組)関連イベントとして実施します。

  • 日時:10/24(水)17:00~18:30
  • テーマ:知っておきたいオープンアクセス ~ハゲタカに喰われないために~
  • 講演:細川聖二(附属図書館情報管理課長)ほか
  • 場所:総合図書館別館 ライブラリープラザ内
  • 事前申し込み不要、先着40名、立ち見も可です
    4時限が終わったら、ぜひライブラリープラザへ来てください!

※障害がある方で会場設備等に配慮が必要な場合は、下記までご連絡ください。


【お問い合わせ先】
附属図書館総務課
ac-info@lib.u-tokyo.ac.jp

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