附属図書館はオープンアクセスを支援します

東京大学附属図書館では、以下の通りオープンアクセスを支援しています。

内容

出版社の発行するオープンアクセス誌の
掲載料(APC)の支援

学術雑誌論文の著者最終稿、
紀要論文、その他学術成果を公開したいとき

案内ページ

オープンアクセス誌掲載料(APC)の
支援・免除・割引について

東京大学学術機関リポジトリ(UTokyo Repository)

OAの形態 ゴールドオープンアクセス グリーンオープンアクセス
担当

附属図書館情報管理課
お問い合わせ先

情報システム部情報基盤課学術情報チーム
デジタル・ライブラリ担当
utrepo[at]lib.u-tokyo.ac.jp

 

  • その他
    • 東京大学附属図書館では、arXiv.orgSCOAP3に拠出し、支援を行っています。
 
 

 

 

オープンアクセスとは?

オープンアクセスとは、学術論文などをインターネット上で無料で公開することで、誰でもフリーにアクセスできるようにすることです。

(査読された)雑誌論文をインターネット上において無料で利用することができ,全ての利用者に,閲覧,ダウンロード,コピー,配布,印刷,検索,全文へのリンク,索引化のためのクロール,ソフトウェアへの取り込み,その他合法的な目的での利用を(中略)財政的,法的,技術的な障壁なしに許可すること

Budapest Open Access Initiative. "Ten years on from the Budapest Open Access Initiative: setting the default to open". https://www.budapestopenaccessinitiative.org/boai10/, (accessed 2023-06-30).


オープンアクセスにするには?

  • グリーンオープンアクセス
    • 研究者自らが自著論文をリポジトリなどに登録(セルフアーカイブ)し、無料で公開する方法です。本学では、UTokyo Repositoryを運用し、グリーンオープンアクセスを実現できます。
       
  • ゴールドオープンアクセス

フルOA誌とハイブリッドOA誌とは?

  • フルOA誌(フルOAジャーナル):出版される論文のすべてがオープンアクセスで公開されるジャーナルのことです。
  • ハイブリッドOA誌(ハイブリッドOAジャーナル):雑誌自体は有料の購読誌で、著者がAPCを支払った論文のみOAとするオプションを備えた雑誌です。

転換契約では購読料を財源としているため、原則としてハイブリッドOA誌を対象としています。(契約によりフルOA誌も対象となる場合もあります。)


 

東京大学 オープンアクセスポリシー

東京大学では、令和5年2月22日に東京大学オープンアクセスポリシーを制定しました。

本オープンアクセスポリシーでは、「本学に在籍する研究者(以下「研究者」という。)は、出版社、学協会、学内部局等が発行する学術雑誌等に掲載された研究成果(以下「研究成果」という。)を、東京大学学術機関リポジトリ又はその他研究者が選択する方法によって、可能な限り、誰もが障壁なくアクセスできるよう公開する。」としています。


オープンサイエンスの支援

  • UTokyo Repositoryでは、以下の条件で研究データの公開に対応しています。
    https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/registration
    • 登録対象となる研究データは、その研究データを用いた論文の出版の過程において、出版社または査読者から掲載の条件としていずれかのリポジトリに 登録することが求められたものとする。
    • 登録が可能な研究データのサイズは、1論文あたり500MB以下とする。
  • 現時点では、GakuNin RDM*とUTokyo Repositoryの連携機能は実装されておりません。
    *研究者が研究データや関連資料を管理・共有するための研究データ管理サービス。本学在籍者はUTokyo Accountをお持ちであればご利用いただけます。

関連情報