【理学系の方へ】理学図書館ミニ展示:池田菊苗 -その功績と生涯-(1/17~4/22)

池田菊苗ーその功績と生涯ー

 池田菊苗は、1901年から1923年にかけて東京帝国大学理学部化学科の教授を務め、グルタミン酸が5番目の味覚「うま味」の元であると発見した人物としてその名を知られています。池田先生の発明により、グルタミン酸は「味の素」の原材料となり、私たちの日々の食事がより豊かなものとなりました。

 今回の展示では、池田先生が「うま味」と命名し、今日も発展を続ける「うま味」研究の原点となった論文が掲載された1909年刊行『東京化学会誌』30巻8号の原本を1月と4月限定で展示いたします。当時の資料をご覧になり、その功績と生涯を再認識していただけたら幸いです。

  • 期間:2022年1月17日(月)~2022年4月22日(金) ※閉館日を除く
  • 場所:理学図書館(1号館)3階 カウンター横

 なお、理学図書館入退館の際は、ご自身と周囲の健康のため、手指の消毒にご協力ください。どうぞよろしくお願いします。

 

展示の様子
新調味料に就て / 池田 菊苗 『東京化学会誌』30巻8号(1909年) p.820-836

 

(2022/1/17)