2021年2月17日

 

 東京大学学術資産アーカイブ化推進室は、総合図書館が公開するデジタルアーカイブ資料について、Internet Archiveとの連携を開始しました。Internet Archiveは世界中のウェブページを保存するほか、図書館等と協力して様々な資料のアーカイブ化を行っている世界的なデジタルアーカイブです。このたび、総合文化研究科のトム・ガリー教授の多大なご支援を得て連携を行うことができました。
 総合図書館が公開する資料のうち、事前申請不要で自由に利用できる25コレクション4180点がInternet Archiveでも検索や閲覧ができるようになります。またInternet Archiveのページでは、画像データをPDF形式でも保存できます。
 Internet Archiveでは、総合図書館所蔵に限らない世界各国でデジタル化された多分野・多機関の資料をまとめて検索することができますので、東京大学学術資産等アーカイブズポータルと合わせてご活用ください。
 東京大学学術資産アーカイブ化推進室では、今後も東京大学の学術資産を広く世界に発信していきます。

Internet Archive 東京大学総合図書館ページ
https://archive.org/details/utokyo-general
 
Internet Archive Blog(今回の連携について日・英で紹介されています) 
http://blog.archive.org/2021/02/16/library-holdings-from-the-university-of-tokyo-now-available-through-the-internet-archive/


Internet Archiveは、世界最大の電子図書館の一つであり、4750億のウェブページを保存する "Wayback Machine" (https://web.archive.org/) を運営する非営利法人です。1996年に、ブリュースター・ケール氏(2012年にインターネットの発展と進歩に貢献した個人を顕彰する「インターネットの殿堂」入り)により設立されました。現在、Internet Archiveは毎日150万人以上の利用者へ、図書、ウェブページ、音楽、テレビ番組、そしてソフトウェアといった70ペタバイトのデータへのアクセスを提供し、誰もがアクセスできる電子図書館を創り出すため、800以上の図書館や大学と協力しています。

東京大学学術資産アーカイブ化推進室
東京大学では、東京大学デジタルアーカイブズ構築事業を2017年度から実施しています。東京大学学術資産アーカイブ化推進室は、大学が保持する学術資産等のアーカイブズの構築、活用にかかる事業の推進を支援することを目的として附属図書館に設置されています。
 


 
お問い合わせ先

東京大学学術資産アーカイブ化推進室
E-mail: digital-archive@lib.u-tokyo.ac.jp