附属図書館連続講演会報告
東京大学附属図書館では平成15年11月12日(水)から11月26日(水)まで、万国博覧会
コレクションを中心とした特別展示会「博覧会から見えるもの」を開催し、約1,000名の方々に
ご覧いただきました。
また会期中には「博覧会」をテーマに、東京大学教官5名による連続講演会を開催し、毎回座
席が足りないほどの盛況となり、質疑応答も盛んで、有意義な講演会となりました。講演会の講
師・演題は次のとおりです。
- 能登路雅子 大学院総合文化研究科教授「1893年シカゴ博覧会と日本」
- 藤森照信 生産技術研究所教授「博覧会と国際建築交流−大工 山添喜三郎とフランク・
ロイド・ライトの場合」
- 吉見俊哉 社会情報研究所教授「近代日本と万博幻想:植民地主義から開発主義へ」
- 今橋映子 大学院総合文化研究科助教授「使命と旅愁のはざまに―1900年パリ万博と
日本人留学生たち」
- 木下直之 大学院人文社会系研究科助教授「湯島聖堂博覧会と内国勧業博覧会」
なお、今回の準備調査をもとに、学内所蔵の博覧会関係資料目録を作成しました。これも附属
図書館ホームページに掲載していますので、ご利用ください。
以下に、展示委員会委員が分担してまとめた講演要旨をご報告します。(文責:展示委員会)
講演要旨
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