姉崎正治

あねさき・まさはる 1873-1949

 京都府生まれ。評論家、宗教学者、文学博士。明治26年に東京帝国大学哲学科に入学し、井上哲次郎、ヘーゲルについて学び、在学中に高山樗牛らと「帝国文学」を創刊しました。
 明治37年より東京帝国大学教授となり、わが国の宗教学の立ち上げに多大な功績を残しています。
 1923年(大正12年)から1934年(昭和9年)まで図書館長をつとめ、震災で焼失した図書館及び図書の復興に尽力しました。
(「日本人名大辞典第7巻」(平凡社)より)