東京大学南原繁記念出版賞表彰式の開催
東京大学出版会主催の「東京大学南原繁記念出版賞表彰式」が、総合図書館の洋雑誌閲覧室にて開催されます。
「東京大学南原繁記念出版賞」は、若手研究者の第一作となる論文を書籍として世に出すことを意図して創設された賞です。研究者の卵が学術の世界へ一層深く足を踏み入れる、そのきっかけとなる賞の表彰式を総合図書館で開催できることは、大変光栄なことです。
これまで関係者のみで式典が行われていましたが、図書館で開催するにあたり、学内の方、一般の方もご参加いただけることとなりました。研究者を目指す学生の皆様には、将来を考えるための良い機会に、一般の方には、アカデミックな雰囲気を味わっていただけるような場になれば幸いです。
表彰式にあわせて、2013年11月に行った「時を超えて響きあう~南原繁と新図書館計画~」を総合図書館にて再び展示いたします。こちらもどうぞご覧ください。
展示の詳細については下記ページをご覧ください。
展示「時を超えて響きあう~南原繁と新図書館計画~」が復活します(「東京大学南原繁記念出版賞表彰式」開催記念)
<東京大学出版会より>
一般財団法人東京大学出版会は、1951年3月1日、ときの東京大学総長南原繁先生の発意により全学教員有志の賛同を得て、日本の国立大学では初めての大学出版部として設立されました。以来、「大学に於ける研究とその成果の発表を助成するとともに、広く一般書、学術書の刊行により学問の普及、学術の振興を図る」(設立趣意書)ために、着実な出版活動を続けてまいりました。
2011年3月1日に創立60周年を迎えるにあたり、この設立趣旨の一層の達成に向け、東京大学南原繁記念出版賞を創設しました。これは、優れた学術論文を発掘し、書籍として世に問う機会を広く推し進めたいという意図に基づくものです。
そしてこのたび、本出版賞の表彰式を東京大学総合図書館と連携して挙行することにより、多くの方々に向けて清新で創造的な大学出版の活動を更に展開していく契機としたいと考えます。皆様のご参加をお待ちいたしております。
- 日時: 2014年3月14日(金)午後5時30分~午後6時30分頃(開場 午後5時)
- 場所: 東京大学総合図書館 1階洋雑誌閲覧室(東京都文京区本郷7-3-1)
- 式次第:
- 1.開会の辞 渡辺浩 東京大学出版会理事長
- 2.第4回「東京大学南原繁記念出版賞」表彰式
学術奨励金の贈呈
選考委員の講評
受賞者ご挨拶
◆受賞論文 小林延人(日本学術振興会特別研究員PD)
『明治維新期の貨幣経済』 - 3.第3回「東京大学南原繁記念出版賞」贈呈式
受賞図書の贈呈 受賞者ご挨拶
◆受賞作
・藤岡俊博(滋賀大学経済学部准教授)
『レヴィナスと「場所」の倫理』
(論文名『エマニュエル・レヴィナスと「場所」の倫理』)
・本田晃子(北海道大学スラブ研究センター非常勤研究員)
『天体建築論―レオニドフとソ連邦の紙上建築時代』
(論文名『天体建築論―イワン・レオニドフと紙上の建築プロジェクト』)
- 参加対象: 学生・教職員・一般の方
- 参加手続き: 申込不要、当日参加が可能です。(無料)
- お問合せ先: 東京大学附属図書館 総務課
- E-mail: ac-info*lib.u-tokyo.ac.jp(*を@にして送信)
- TEL: 03-5841-2613, 2615
- 主催: 一般財団法人 東京大学出版会 協力:東京大学附属図書館
開催日 | 2014/03/14 |
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