東京大学新図書館計画公式ウェブサイトは、2018年3月31日で更新を停止しました。
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東京大学新図書館計画公式ウェブサイト。最新情報をお届けします。

東京大学

東京大学新図書館計画

 

 新図書館計画とは

東京大学は教育と研究のための新たな拠点として、本郷キャンパス総合図書館を大幅に拡充する東京大学新図書館計画「アカデミック・コモンズ」を推進します。これは、図書館前広場の地下に新館を建設し、伝統ある本館は外観を保存したまま内部を全面改修する、というものです。次の世代に受け継ぐ、新学術拠点の建設。その実現に向けてさまざまな取り組みが始まっています。

新図書館計画計画の全貌を学生サポーターとともに紹介したパンフレットもあわせてご覧ください。
※2016年4月に第2版刊行しました。
『図書館の窓』Vol.55, 増刊号 (2016.4)[PDFファイル:11.2MB]

全体像

4階 アジア研究図書館

4th floor

4th floor

アジア研究図書館

アジア研究の最高の学術資料を揃え、世界のアジア研究をリードする。→「アジア研究図書館」とは何か?

3階 閲覧室

3rd floor

3rd floor

閲覧室

総合図書館の特徴である天井高を活用した利用者のための空間。

中央書架

既存書庫を改修した、光溢れる新しい中心空間。

2階 ラーニングスタジオ

2nd floor

2nd floor

閲覧室

総合図書館の特徴である天井高を活用した利用者のための空間。

ラーニングスタジオ

資料の統合的なデジタルアーカイブ化や、国内外のさまざまなデジタル学術情報のハブ化の推進、新しい知識技術の活用やマルチメディア資料の活用を可能にする。

中央書架

既存書庫を改修した、光溢れる新しい中心空間。

1階 ゲート

1st floor

1st floor

新着図書コーナー

開架書庫

記念講演室/ヒストリーミュージアム

一階入り口左の壮麗な部屋(建設当初「貴賓室」として使われた)を、その歴史性を尊重しながら改装し、再びメモリアルな空間に。記念講演や式典、賛助会員セミナー、読書クラブなどが行われる、社会連携の場として活用。

自動書庫受付

画像準備中

B1 floor

B1 floor

貴重書庫/保存書庫

古文書等、貴重書籍も管理できる全学的な収蔵機能を確保。

新館地下1階ライブラリープラザ(仮称)模型 新館完成後の図書館前広場模型

新館 B1

新館B1_floor

ライブラリープラザ(仮称)

「本館」への入り口として、〈大学の知へのポータル〉として性格づけられる。様々な学部の学生が集い、相互に学び合い、知を立案する場所であると同時に、TAやチューター、ライブラリアンが、パーソナライズされた対応を基本に、知の世界へ導き入れる役割を果たす。
また、ハイブリッド図書館環境を活用して、ヴァーチャル書架やITを駆使した特集コーナー「ブック・フォレスト」を設置して、本や学術情報の世界へガイドする環境に。

各施設の名称

  • グループセッション・スペース
  • ブックフォレスト・エリア
  • チュータリング・ゾーン
  • イベント・ステージ

自動化書庫出納ステーション 自動化書庫内部

新館 B2-B3

B2-3 floor

自動化書庫

最先端の技術で安全に資料を保管できる、全自動の書庫です。自動化書庫は国立国会図書館や大英図書館をはじめ、国内外で導入が進んでいるもので、東京大学柏図書館でも2007年から稼働し、東日本大震災において安全性が確認されました。資料はコンベアによって、総合カウンターのある総合図書館本館に運ばれます。所要数分程度を想定、研究室などからのオンライン資料予約も検討しています。

 

新図書館がめざすもの

1.電子図書館と伝統的図書館の融合

本館前広場の地下に、新館を建設、約300万冊収容可能な巨大な自動化書庫をつくります。このため本館では、より多くの本を手にとることが可能なスペースが生み出されます。電子情報と実物の本との間を自由に往き来する「ハイブリッド図書館」が誕生します。
新館自動化書庫は、これまではなかった、文系雑誌のバックナンバーを部局を超えて集中的に収蔵する書庫となります。自動化書庫に収蔵された資料は、本館のカウンターで受け取ることができます。
一方、本館では現在の閉 架書庫が改修されるなど、明るく利用しやすい環境に変わります。本館と新館から成る新図書館は、学際的・国際的な研究学習図書館としての機能をさらに高め、デジタル化への対応等、分野横断的なニーズに応えていきます。

2.世界最高水準のアジア研究図書館

世界最高水準のアジア研究図書館

本館4階には、アジア研究のための第一級の学術資料、貴重な蔵書やコレクションを集めます。各国の研究者が集う世界最高水準のアジア研究環境をつくります。
「アジア研究図書館」とは何か?

3.教育との連携と国際化への対応

教育との連携と国際化への対応

新館の地下1階に、学生たちの学習や自主的・能動的な研究活動をサポートする学びのための交流広場「ライブラリープラザ」(仮称)を作ります。 これは、東京大学が推進する、教育の改革や国際化の取り組みと連動しています。

4.日本の学術文化の世界への発信

日本の学術文化の世界への発信

上野・本郷地区には、不忍池を囲むように、日本の中心的な博物館、美術館、大学が並んでいます。新図書館は、これら近隣の文化施設と緊密に連携して、世界への日本文化の発信の一翼を担います。

5.出版文化の公共的基盤

出版文化の公共的基盤

電子メディア時代の現在、活字文化は大きな変化を迎えています。新図書館は、大がかりな電子化を進めると同時に、実物の書籍を確実に管理、活用し、学術の発展に役立てていきます。

完成までのロードマップ

完成までのロードマップ画像です

 

新図書館の取り組み

デジタル・プロジェクト

以下のような項目について、順次推進していきます。

景観・安全・環境への配慮

建築計画はキャンパス計画室と連携し、全学の長期的な構想を見据えて計画・実施します。人命および資料の安全を最優先し、周辺環境に充分配慮します。

 

東京大学基金

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