【終了】U-PARLシンポジウム「むすび、ひらくアジア5:人文学における研究データの共有・公開に向けて」を開催

U-PARLシンポジウム「むすび、ひらくアジア5:人文学における研究データの共有・公開に向けて」

【日時】2023年11月26日(日)13:30-16:30

【形式】東京大学 総合図書館(本郷キャンパス)、及びオンライン(ライブ配信)
【申込受付期間】2023年10月10日(火)9:30-11月20日(月)24:00(ただし定員に達し次第、締め切ります)

 様々な分野で知識・情報資源のデジタル化が進められている。これらのデジタル化によって構築されたデータをどのように共有し、分野を超えて利用することができるだろうか。 本シンポジウムの第一部では、主に図書館や文書館が扱う文字資料や図像のデジタル化と公開、地域研究におけるフィールドノートのデジタル化と公開、そして情報デザインの分野から記憶のデジタル化と公開の事例を紹介するとともに、公開システムの構築や継続に関する課題についても情報共有を図る。
 続く第二部では、分野横断的な研究データの共有・公開に向けた基盤整備について、現在進められている取り組みを紹介する。また、人文学分野では、個々の研究者によるが所有する研究データの共有・公開が必ずしも浸透していないという課題を踏まえつつ、シンポジウム全体を通して、これからのデジタル化とデータ共有の在り方について考えたい。
<ご参加にはお申し込みが必要です。>

〈プログラム〉
第一部 知識資源のデジタル化と公開の事例
「図書資料のデジタル化:アジア研究図書館デジタルコレクション」
徳原靖浩(東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門U-PARL、 特任助教)

「フィールドノートのデジタル化と多目的・長期的利用」
柳澤雅之(京都大学東南アジア地域研究研究所 准教授)

「戦災・災害のデジタルアーカイブ」
渡邉英徳(東京大学大学院情報学環・学際情報学府 教授)

第二部 分野横断的な研究データの共有・公開に関する取り組み
「分野や国境を超えた人文学データの共有」
池内有為(文教大学文学部准教授、文部科学省科学技術・学術政策研究所 客員研究官)

「NII RDCにおけるデータキュレーション機能の開発」
南⼭泰之(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター 特任助教)

「研究データエコシステムとデジタルアーカイブ」
大向一輝(東京大学大学院人文社会系研究科附属次世代人文学開発センター 准教授)

第三部 パネル・ディスカッション
司会:大向一輝
登壇者:池内有為、南山泰之、柳澤雅之、渡邉英徳、徳原靖浩

詳細・参加申し込みは次のページをご確認ください。
https://u-parl.lib.u-tokyo.ac.jp/japanese/mh5

主催:東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)

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