しざんこう
82.四山藁
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A00-洒竹1596
成美著。豊久蔵・米包徳・齊包昌・夏包寿編校。刊本、大本2巻2冊。文政3年(1820)8月、鵬斎興序。上冊38丁、下冊39丁。文政4年春、江戸慶元堂刊。成美の没後、久蔵と成美の三子が天明初年から文化元年(1804)に至る約20余年間の成美の序・跋・記・文の類を執筆年代順に排列。巻1に35篇、巻2巻に34篇、計69篇を収録。晩年の成美の文は含まれてない。成美の清雅な生活や温雅な人柄を映して香気漂う出色の文章で、その俳諧観がうかがわれる。所収の「俳諧小言」は、成美の俳諧理念を最もよく示している。 (全)


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