ひば
71.から檜葉
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A00-洒竹636
几董編。刊本、半紙本2巻2冊。天明4年(1784)1月、百池跋。巻頭に几董による「夜半翁終焉記」、巻末に雨森章廸の哭文・哭詩を収める。原題簽、中央無辺、上冊「から檜葉」、下冊「可羅比波」。上冊23丁、下冊18丁半。印記「斎藤文庫」等。天明3年12月25日に没した蕪村のために、高弟几董が諸国の知友・門人から贈られた句や詞章をまとめたもの。暁台・蘭更・蓼太・嘯山・無腸等、当代名家が句文を寄せている。巻頭の「夜半翁終焉記」には蕪村の略歴と臨終の様子を伝える。 (千野)


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