はいかいこけんびょう
57.誹諧古硯屏 
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A00-洒竹3238
左橘編。刊本、大本3巻3冊。宝暦3年(1753)3月、源寿序(上冊)。同来序(中冊)。宝暦3年、自序(中冊)。五彩椎矩州跋(下冊)。題簽欠、左肩に「誹諧古硯屏 水足左橘編 全三冊/上」「古硯屏 中(下)」と直書。上冊50丁、中冊52丁、下冊54丁。「貞徳戴恩記」以下を記載した蔵版目録1丁あり、その末に「書林 大坂北久太郎町心斎橋東江入/丹波屋伝兵衛板」とある。編者左橘は才麿門の大立に師事、大坂の人。晩鈴・如瓶・周禾・布門らが入集するほか、漁焉(上田秋成)の最初期の発句「かくれ家を都へ帰る霜夜かな」が見える。下冊には仮名詩を収める。 (長島)


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