じきんしゅう
51.似錦集 
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A00-竹冷781
荷風編。刊本、半紙本2巻2冊。享保20年(1735)3月、自序。大岡春卜跋。原題簽欠。上巻36丁、下巻38丁半。刊記等はないが、星文堂こと「大坂書林 高麗橋一丁目 藤屋 浅野弥兵衛」の蔵版目録を付す。荷風が「百品の草の名を題として遠近の秀才に発句を乞需」、また「画工雪静斎は誹園にちなみ久しければ此かたはらに其心を絵にうつして」もらい、上梓にいたった絵俳書。句を寄せたのは旧徳・貞峨・芳室・竿秋・鬼貫ら。春夏秋冬の4部に分かち、計109句109図を収める。末尾に桜の部、紅葉の部としてなお発句を掲載する。 (佐藤知乃)


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