はいかいくさむすび
48.誹諧草結 
   次の資料へ
A00-洒竹917
隆志編。祐信画。刊本、半紙本1冊。享保14年(1729)9月、自序。同11月、以求子跋。原題簽は上端「誹」の一字分のみ存、左肩無辺。その下に続けて後補題簽が貼付されている。左肩無辺、「俳諧草結 全」と墨書(右脇に朱筆で「錦林製」とある)。内題はないが、序文中に「誹諧草結」、跋文中に「俳諧草結」とある。29丁半。刊記「堀川通仏光寺下ル町 木村市郎兵衛」。隆志立机記念の高点句手引き書。隆志は信安門。巻頭に、京の先輩俳人である方山・晩山・其諺・淡々・仙鶴・大圭・知石・信安を称える文章・画7編を掲げる。隆志の立句に信安・淡々・雲鼓らの高点句を継ぎ合わせた百韻2巻、諸家の四季発句等を収載。(千野)


画像をクリックすると拡大します

展示資料一覧へ

「江戸期の俳書展」トップページへ