しも
40.霜のひかり 
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A00-洒竹1733
支考編。刊本、半紙本2巻2冊。巻頭「終焉記」に「元禄癸未臘月日/東花坊拝草」(元禄16年、1703)とある。原題簽、中央無辺、上巻「霜のひかり 乾」、下巻「しものひかり 坤」。内題「浪化公追善巻之上(下)」。上巻40丁、下巻33丁半。刊記「いつゝや庄兵衛板」。印記「漣山人の」等。浪化は越中国井波の瑞泉寺住職で、去来・其角・支考らの協力で『有磯海・となみ山』などの句集を刊行した。元禄16年10月9日金沢で病没。本書は支考による浪化の「終焉記」(元禄16年12月成立)、及び金沢・小松・大聖寺ほかの連中などによる追善俳諧や訃音を収める。 (佐藤かつら)


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