だんぶくろ
34.団袋 
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A00-洒竹2121
団水編。刊本、半紙本1冊。団水序。元禄3年(1690)冬、西鵬序。23丁。刊記「明稔未竜集孟陬下浣/梓行」(序文末)、「井箇(ママ)屋庄兵衛板」(巻末)。元禄3年12月西鶴上京の折に団水亭で行われた団水・西鶴両吟歌仙2巻や、「西鵬曰、寓言と偽とは異なるぞ、うそなたくみそ、つくりごとな申しそ」など諸家の寸言を集めた「俳諧一言芳談」、言水・淵瀬・我黒・信徳・団水五吟の四季歌仙、元禄4年の初会三物他を収める。うち、団水・西鶴両吟歌仙は、本書西鶴序文にいうように、いずれも半ばにして止んだもの。 (水谷)


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