じょうきょうみつもの
30.貞享 三つ物
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A00-竹冷115
刊本、横本1巻1冊。後補題簽、左肩無辺「貞享三ツ物」。107丁。刊記「京寺町二条上ル町/俳諧三物所/井筒屋筒井庄兵衛重勝板行」等。印記「待賈堂」等。俳諧三つ物を多数板行していた井筒屋庄兵衛が、梅盛・季吟・言水・其角など諸派の貞享3年(1686)の歳旦三つ物を1冊にまとめて刊行したもの。「重得刊」(重得とは書肆寺田重徳のことかと指摘される)の刊記を持つ秋風・元三つ物のように他書肆から刊行されたものも含まれるが、収められた三つ物は、刊記のないものも含め、ほとんどが井筒屋庄兵衛より板行されたものとみなされる。 (吉丸)


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