おらんだまるにばんせん
21.阿蘭陀丸二番船
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A00-竹冷35
宗円編。刊本、横本、2巻合1冊。延宝8年(1680)8月、自跋。題簽欠。内題「阿蘭陀丸二番舩」。印記「福田文庫」「愛鶴軒」「萩原乙彦」等。50丁。上巻の後半11丁と下巻39丁の合本。下巻には諸家の雑・恋・名所・釈教・神祇の付句、および梅翁の独吟百韻2巻を収める。「蚊柱やけづらるゝなら一かんな」を発句とする百韻には、宗円により長い前書が付されるが、これは『蚊柱百句』(延宝2年刊)を難じた『渋団』への返答を意図したものである。本書の成立に西鶴が関与したとも言われる。 (韓)



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