おおやかずせんはっぴゃくいん
17.大矢数千八百韻
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A00-竹冷29
紀子著。刊本、横本2巻2冊。高政序。原題簽、左肩無辺「<俳/諧>大矢数 千八百韻 上(下)」。上冊38丁、下冊38丁半。印記「中川氏蔵」等。刊記「延宝六戊午年/五月吉日/中村七兵衛板行」(1678)。紀子が、延宝5年興業の西鶴『大句数』1600句に挑み、同年9月24日、奈良極楽院にて一昼夜1800句の独吟を成就、翌年3月に高政の点・序を得て上梓したもの。付録として、「竹一包」と題する歌仙1巻を収める。紀子独特の筆跡が認められることから、版下は自筆かと推定される。 (水谷)



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