りゅうほついぜんしゅう
11.立圃追善集
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A00-洒竹4216
鏡山編。刊本、中本、欠1冊(全2巻2冊、展示本は上巻)。後補題簽、「立圃追善集」と墨書。34丁。印記「小寺玉晁文庫」「こく晁」等。見返に大野洒竹の識語(昭和42年6月9日)あり。天理図書館綿屋文庫蔵本の下巻によれば、寛文10年(1670)刊。寛文9年9月に没した立圃の追善集で、編者鏡山は長男生白。立圃の辞世「月花の三句目を今しる世かな」を巻頭に、門人・諸家の追悼文・追悼の句を収めた。なお洒竹は識語に、下巻のみ所蔵していたところにこの上巻を落手し、上下巻が揃った喜びを記しているが、洒竹文庫に下巻は現存しない。 (大屋)




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