ゆきせんく
8.雪千句
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A00-竹冷23
重安編か。刊本、横本2冊。原題簽、左肩双辺「<大/坂>俳諧雪千句 点取 上(下)」。内題「雪千句」。上冊33丁、下冊25丁。刊記「寛文五乙巳仲冬 吉野屋板」(1665)。印記「此ぬし浮世本かき種彦」。表紙に貼紙があり「寛文五年印本 作者不知 判者十人 按ニ判者十人ノ独吟ヲトリカヘテ判ヲナシタルモノ歟」と種彦の注記が見える。雪を題とする作者知らずの発句10句を立句に巻かれた百韻10巻に、重頼・末得・玄札・一幽(宗因)・玖也・道寸・季吟・立圃・成安・空存の10人がそれぞれ点を加えた。末尾には、重安・保友・一幽の三吟が追加されている。 (大屋多詠子)





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