幕末の遣欧使節団

1.開市開港延期交渉使節団の一行


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(1)同一人物につき3点あるもの

   (左・ペテルブルグ、中央・パリのナダール撮影、右・半身像)

    1  2  3

    しばた さだたろう
    柴田貞太郎 (外国奉行支配組頭)

    4  5  6    

    たかまつ ひこさぶろう
    高松彦三郎 (小人目付)

    7  8  9

    かわさき どうみん
    川崎 道民 (医師、鍋島家中)

    10  11  12

    みつくり しゅうへい
    箕作 秋平 (翻訳方)

    13  14  15

    ふくざわ ゆきち
    福沢 諭吉 (定役格通詞)

 < 以上の出典(いずれも史料編さん所維新史料引継本)>

 ●文久2年遣蘭開市開港延期談判使節一行写真(I−リ−1922)
   ※ヘーグ国立図書館所蔵とあるも、パリのナダールの撮影写真複製アルバム

   1-2, 1-5, 1-8, 1-11, 1-14

 ●文久2年遣欧使節竹内下野守一行写真(~−リ−92)
   ※巻末の覚書に「第一号ヨリ第二十四号迄ハ文久2年壬戍日本使節一行
    二十四人直影(1862)明治十八年十月海軍中将ポシエトヨリ花房義質
    ニ贈ラレシモノナリ」とあり。子爵花房太郎家本よりの複製アルバム。
    現在オリジナルアルバムは外務省外交史料館の所蔵となっている。

   1-1, 1-4, 1-7, 1-10, 1-13

 ●遣欧使節一行其他写真(I−リ−1890)
   ※巴里図書館所蔵とあり。ルイ・ルソーがパリの医学研究所で鎖港使節を
    撮影したものが中心の複製写真アルバム

   1-3, 1-6, 1-9, 1-12, 1-15

 ○パネル写真に関しては、
  富田仁編集『海を越えた日本人名事典』(1985年刊、日外アソシエーツ社)
  宮永孝『幕末オランダ留学生の研究』(1990年刊、日本経済評論社)
  小沢健志編『幕末 写真の時代』(1994年刊筑摩書房)を参照のこと。


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