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3-6.論語 十巻(ろんご)
(魏)何晏 [ほか] 集解 鈔本 【貴重書A00:4595】[南葵文庫]
3-7.論語 存巻第一第二(ろんご)
(魏)何晏 [ほか] 集解 鈔本 【貴重書A00:6396】[萩野本]
3-8.論語 十巻(ろんご)
清原宣賢校 天文2年 [1533] 跋刊 阿佐井野版 【貴重書A00:5794】[青洲文庫]
 

孔子の言行や弟子たちとの問答などを集めた「論語」は、日本に最も早く伝わった漢籍のうちのひとつである。ここでは、江戸時代より前に遡るかとされるものを3点並べてみた。3-6・7は古写本(鈔本)、後者は頓知で有名な一休禅師と同時代人で、京都大徳寺の禅僧春浦宗煕(1409?-1496)真跡との極札が表紙裏に貼付されている。3-8は日本最初の刊本である正平版(1364年)に次いで堺の阿佐井野家で出版されたもので、天文版と呼ばれているもの。

論語 十巻
              (3-6)
論語 十巻
             (3-7)
論語 十巻
             (3-8)
 
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