3-2.塩尻(しおじり)
[天野信景著] 藤原忠寄 天明7年 [1787] 写 【書庫A90:535】[南葵文庫]
信景の主著で、近世の一大随筆。元は一千巻近い分量があったとも言われるが、ここに展示したのは54巻27冊からなる写本。内容は宗教・政治・歴史・地理・文学・言語から動植物まで百般にわたり、実証的な記述が特徴である。書名は、古くから難解の語とされた『伊勢物語』中の「しほじり」の解釈を巻頭においたことに由来する。
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