3-11.入蜀記註釋(にゅうしょくきちゅうしゃく)
(宋)陸游著 大槻誠之註釈 東京 三行社 [ほか] 1881 何不成舎蔵
【書庫J60:2】[青洲文庫]
陸游が蜀に赴任したときの紀行文である『入蜀記』に、大槻誠之(1822-1903、号は東陽)が註釈をしたもの。『入蜀記』自体は、市河寛斎が『陸詩考実』の「入蜀詩」に註釈した際の一材料となっている。陸游の詩文は江戸時代以降の日本でもよく読まれていたようで、当館には江戸から明治にかけての『入蜀記』の刊本が数種類所蔵されている。
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