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1-9.再春菘種蒔(またくるはるすずなのたねまき)
櫻田治助[ほか] 江戸 山本平吉 天保3年[1832]-天保15年[1844] 刊本
【書庫 鴎E28:613】[鴎外文庫]
仮綴じ 16丁 節譜あり
 

浄瑠璃には、古浄瑠璃や義太夫節の他、歌舞伎所作事地として演奏される浄瑠璃もある。「再春菘種蒔」は、「舌出し三番叟」「志賀山三番叟」ともいわれる祝儀性の高い歌舞伎舞踊。文化9年(1812)江戸・中村座で、後の初世清元延寿太夫である豊後路清海太夫と長唄の掛け合いによる演奏により、3世中村歌右衛門が初演した。
 展示資料は、清元延寿太夫の正本集。清元(清元節)は、浄瑠璃諸流派の中で最も新しいもので、江戸時代後期に清元延寿太夫によって創始され、主に歌舞伎の伴奏音楽として発展した。

再春菘種蒔
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