１-２．こあつもり3点
１－２－１．こあつもり
１－２－１．こあつもり
江戸 刊本 うろこ形や孫兵衞板 【貴重書A00:霞亭:836】 [霞亭文庫]
11丁 第4丁欠 6段 17行正本 題簽には、鳥居清信画とある。
１－２－２．こあつもり
江戸 刊本 うろこ形や [孫兵衛板] 【貴重書A00:4239】
12丁 6段 17行正本 絵師は鳥居清信か｡（説経正本集解題より）題簽には「一の谷
小敦盛」とある。
１－２－３．こあつもり
江戸 正徳5年[1715] 刊本 西村傳兵衛板 【貴重書A00:6284】
10丁 6段 17行正本
「こあつもり」は、『平家物語』に描かれる平敦盛の遺児を主人公にした作品。この題材は、近世初期に説経、御伽草子、古浄瑠璃などとして流布した。竹本義太夫と近松門左衛門提携以前の浄瑠璃を古浄瑠璃という。説経など先行する語り物の影響を強く受け、登場人物の心理描写や演劇性は未熟な段階である。
展示資料１－２－２は、江戸中期に説教正本シリーズの一冊として刊行されたものらしい。資料１－２－１を元に復刻したものと考えられている。絵入細字本で節譜はなく、正本と言っても読み物に近い。
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（１-２-１）
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（１-２-３）
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