建築物から見た万国博覧会
●19世紀から近代化されてきた博覧会では、ロンドン万博(1851年)の「水晶宮」や
パリ万博(1889年)の「エッフェル塔」のように、象徴的な、しかもその時点では最
高の技術を駆使した建築物が造られるようになってきました。また、日本が正式に参
加を始めたパリ万博(1867年)以降、パビリオン建設には日本から大工をはじめとす
る技術者が渡り、彼らの技術の粋が欧米人の関心を集めたりもしています。その中には、
シカゴ万博(1893年)の日本館である「鳳凰殿」のように、フランク・ロイド・ライトに
影響を与えたといわれる建築物もあります。
その一方で、日本人もこの機会に欧米の建築をつぶさに視察、研究して、帰国後の洋館
建築に携わり、その中には現在重要文化財として指定を受けている建築物もあります。
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- ウイ―ン博覧会の日本村をつくる職人たち
- 山添が建築に携わった日本の家屋
- ウイ―ン博覧会の様子
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