さんかんじん
80.三韓人
   次の資料へ
A00-洒竹1325
一茶編。刊本、半紙本1冊。27丁。文化11年(1814)11月、成美序。文化11年11月19日、自跋(故人樗堂の書簡を巻尾に添える)。成美の序文の途中に見開き1丁分蕉門小川破笠の画賛を挿入。奥書に「後編 一韓人 来三月刻 信州俳諧寺一茶」と文化13年3月の刊行を予告。内容は、寥太・竹阿・白雄・素九・寸来・浙江・素塙・松井・麥宇9人の師友の作品を没年とともに紹介する。故人には句の右肩にその没年月日を明記している。一茶・成美・一瓢・諫圃による半歌仙、また、諸国の知友・門人たちの発句を国別に列記している。また、信濃の部にのみ一茶と長沼連八名による歌仙を収める。 (全英美)


画像をクリックすると拡大します

展示資料一覧へ

「江戸期の俳書展」トップページへ