めいげつじょう
77.名月帖
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A00-洒竹3795
芦陰舎竹斎編。竹斎・周挙・素絢・梅亭等画。刊本、大本1冊。彩色摺。文化5年(1810)8月、自序。魯陰跋。原題簽、中央無辺「名月帖」。40丁半。刊記「蕉門俳諧書林 京三條通寺町西 菊舎太兵衛」。竹斎は大坂堂島の米商で、百堂の息(竹斎も百堂と号する)。跋によると、士川の勧めによって大魯の芦陰舎を継いで立机したという。その記念の一順百韻(ただし23句目以下略)を巻頭に掲げる。士朗・月居・巣兆・士川・百池・春蟻・完来・長翠ら諸国の俳士が多数入集している。(千野)


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