と お の く
42.東遠農久 
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A00-竹冷649
百里編。刊本、半紙本(枡形本)1冊。自序。宝永5年(1708)11月、神叔跋。原題簽、左肩無辺「□□一周忌 東遠農久」。26丁。刊記「彫工 吉田宇右衛門」。嵐雪追善集。序に『鹿島詣』の前半部を引くが、この本文は佐藤清一氏蔵芭蕉真蹟「鹿島詣」(佐藤本)の系統に近いものと指摘される。また序に、嵐雪の発句による脇起しで十歌仙を試み、内三歌仙が満尾しなかったがそのまま収録した、と述べる。脇句の作者は全て百里。巻末に露沾・冠里・祇空・巴人・沾洲らの追悼吟を収める。 (千野)


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