まく
15.幕づくし
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A00-洒竹3480  電子版貴重書コレクションにて全ページを公開しています。
松意等編。刊本、半紙本1冊。序あり(無記名)。後補題簽、左肩無辺、「幕つくし 延宝六」と墨書。また、表紙中央に朱筆で「幕つくし」と直書。序文中に「幕つくしとなん名付く」とある。25丁。刊記「延宝六戊午天/新夏中旬/新大坂町/上村理右衛門板」(1678)。序に述べるように、雪・月・花を詠んだ句を立句に、松意・雅計・林言が3日間で巻いた三吟百韻3巻を収める。書名は「富士の御狩の詞」の連想によるという。この年松意は上京して、西鶴らと『虎渓の橋』を出している。 (千野)



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