学内の方


■レポート・論文作成支援ブック:appendix

こちらの内容は最新ではありません。

レポート・論文作成支援のページ
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/literacy/user-guide/campus/report
データベースの活用法
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/literacy/user-guide/campus/method
のページを参照ください。

  • 図書館の資料の複写
図書館の資料をコピーするためのコピー機が設置されている図書館・室があります。
図書館の資料は著作権法第31条に基づき、一人一部一部分のみコピーが許されています。
  • 電子的な著作物
インターネット上で提供されている学術情報データベースや電子ジャーナル、Webページ上の文章、写真、図などの情報は、図書館が所蔵している図書や雑誌と同じようにすべて著作物ですので、著作権法で著作者の権利が保護されています。以下のような行為は行ってはいけません。
  • Webページから著作権者の許可なく文章やイラストなどを引用し、出典を明示せずに自分のWebページやレポートに利用する。
  • 市販されている音楽CDやゲーム、雑誌の画像などを著作者の許可なく自分のWebページに掲載する。
  • 友達の持っている市販のソフトウェアを勝手にコピーして利用する。

(参考情報)

2.学内のレポート/論文執筆支援サービス

学内の支援サービスの一部をご紹介します。詳細は各サイトでご確認のうえ、ぜひ積極的に活用してください。支援対象はその学部・研究科所属の学生・教職員に限定されているサービスが多いためご注意ください。
またここには掲載されていないものもあります。ご所属の学部のサービス有無については、それぞれの学部へ問い合わせてみてください。

『UTokyo Writing Resources』サイト (リサーチ・アドミニストレーター推進室)

UTokyo Writing Resourcesは、東京大学の研究者・学生に向けて、英語論文執筆・投稿に関する情報を集約してお届けする場所です。
このサイトでは主に自然科学系における“英語での論文”の執筆・投稿に関する情報を扱っています。
ログインにはIDとパスワードが必要です。東京大学ポータル2021年3月29日公開 「英語論文執筆・投稿に関する情報集約サイト 『UTokyo Writing Resources』の開設について」を参照ください。


◆ 全学の方に参考になりそうなこんなページも!
 ⇒Tips for More Effective Technical Writing / 柏インターナショナルオフィス

◆ 支援サービス制度

◆ 支援講座・セミナー等

  • 英語論文セミナー2020: 科学英語編 /
     *当日のスライド⇒「講習会教材」ページ参照
     主催:本部情報基盤課学術情報リテラシー担当、協力:駒場ライターズスタジオ
     日時:2020年11月13日(金)15:00-16:30
     対象:東京大学所属の学生・教職員
     

◆ 授業科目での執筆支援
 最新の開講状況・内容など。

  • 「東京大学授業カタログ」(2020年9月以降停止中)→「アカデミック ライティング」「academic writing」などのキーワードで検索。※ドイツ語、フランス語、中国語、ロシア語等で同様の科目実績もあり
  • 「MIMAサーチ」→論文 書き方で検索


◆ 講習会
論文の探し方や文献管理ツールの使い方などの講習会は、年間を通して各キャンパスで実施しています。授業への出張講習やオーダーメイド講習も無料で承ります。

  • 講習会スケジュール: 論文の探し方や文献管理ツールの使い方の講習会スケジュールなど。
  • 出張講習会: 授業などへの出張講習、グループや個人でのオーダーメイド講習の申込方法など。
  • 講習会教材: 過去の講習会のテキストなど。分野ごとのテキスト、留学生向けのテキストもあり。

3.参考情報:レポート・論文執筆のための研究倫理に関する参考資料

◆学内


◆学外


◆ 参考図書
研究倫理に関する本は多数出版されています。論文執筆の早い段階で、このような本を何冊か読んでおくと参考になるでしょう。
図書館でも借りることができます。
(参考情報)
東京大学OPACで「論文捏造」や「研究倫理」などとと入力して検索してみてください。
 (例)
 1. 田中智之, 小出隆規, 安井裕之. 科学者の研究倫理: 化学・ライフサイエンスを中心に. 東京化学同人, 2018.
 2. 村松秀. 論文捏造. 中央公論新社, 2006.
 3. 山崎茂明. 科学論文のミスコンダクト. 丸善出版, 2015.

4.参考図書:はじめて論文を書く

レポート・論文の書き方に関する本は多数出版されています。論文執筆の早い段階で、このような本を何冊か読んでおくと参考になるでしょう。
図書館でも借りることができます。東京大学OPACで「論文作法」などと入力して検索してみてください。
 (例)
 1. 木下是雄.理科系の作文技術 [改版],中央公論新社,2002.
 2. 戸田山和久.論文の教室: レポートから卒論まで. 新版,NHK出版,2012.
 3. 酒井聡樹.これからレポート・卒論を書く若者のために. 第2版, 共立出版, 2017.
 4. バーバラ・ミント著 ; 山崎康司訳.考える技術・書く技術 : 問題解決力を伸ばすピラミッド原則 新版,ダイヤモンド社,1999.
 5. William Strunk, Jr.The elements of style 4th ed., [new ed.],Longman,c2000.
 6. The Chicago manual of style. 17th ed,University of Chicago Press,c2017.

その他


 

5.参考情報:参考文献リストを作る

はじめての参考文献リストの見方は、普段見慣れていない方向けの資料です。
SIST02は日本語の参照文献の書き方です。初学者の方向けです。
学会ごとに参考文献リストの書き方を定めたスタイルガイドや執筆投稿の手引きがあります。下記は1例です。必要な学会のスタイルガイドや投稿手引きを確認してみましょう。
参考文献リストはワードやエクセルではなく、文献管理ツールを使って作成するのが便利です。

6.参考情報:論文をオープンアクセスにする

オープンアクセスを採用している雑誌に投稿するほか、「東京大学学術機関リポジトリ(UTokyo Repository)」(*)で論文を公開することでも、論文をオープンアクセスにすることができます。
(*)学術機関リポジトリとは、大学などの学術機関が論文などの研究成果を保存・公開するシステム。
以下の資料にオープンアクセスについての情報がまとまっています。

  • オープンアクセスハンドブック
  • Open Access Scholarly Publishers Association Members 
    2008 年発足の業界団体「オープンアクセス学術出版社協会(Open Access Scholarly Publishers Association (OASPA))のページです。外部の専門家による適切な査読の実施と、査読のプロセスと方針を雑誌や出版社
    のウェブサイトへ明示することが参加条件となっており、発行母体の信頼性を判断するための一つの参考ツールとなります。

7.略語・用語一覧:参考文献リストに出てくる


参考文献リストでは、繁雑さを避けるために略語を使用することがあります。類似の意味でも利用方法が異なる場合がありますのでご注意ください。

略語 完全形 意味
Ann. Annales 年報、紀要
Annu. Annual 年報、年鑑
anon. anonymous 作者不詳の、匿名の
app. appendix 付録
Arch. Archives 記録集
art. article 論文、記事
Aufl. Auflage
Bd. Band
Beil. Beilage 追録、補遺
Bull. Bulletin 会報、報告、紀要
c. copyright 著作権
c., ca. circa 約、略
cf. confer(=compare) 比較、参照、参照せよ
ch., chap. chapter
col. column
comp. compiler 編纂者
comp. compiled by XX XXにより編纂された
conf. conference 会議
cong. congress 議会、会議
corr. correction 校正、訂正版
d. died
Diss. Dissertation 学位論文
do. ditto 同前
doc. document 文書、書類
Einl., Einleitg. Einleitung 序論
ed. editor 編(集)者
ed. edition
ed. edited by XX XXにより編集された
e.g. exempli gratia(=for example)
enl. enlarged 増補された
et al. et alii, et aliae( =and others) およびその他
etc. et cetera( =and so on) など
ex. exanple, example 用例
f., ff. and the following pages 及びそれに続くページ
fac., facsim. facsimile 複写、複製
fasc. fascicle 分冊
fig., figs. figure(-s) 図、図解、挿絵
front. frontispiece とびら、口絵
hb., hbk. hardback ハードカバー本(本装丁)
Hft. Heft 分冊、号
Hg. Herausgeber 編者
ibid. ibi’dem 前掲誌、同誌
id. idem 同上、同書
i.e. id est すなわち
ill., illus. illustration 挿絵
inc. including 含む
inc. incorporated 組み込まれた
inf. infra 下に、以下に
intro., introd. introduction 序文
J., jour. journal 雑誌、学会誌
l., ll. line(-s)
l.c., loc.cit. loco citato 上記引用文中に
mimeo mimeograph 謄写版印刷物(手稿コピーなど)
m.s., mss. manuscript(-s) 原稿、写本
N/A not applicable / not available 適用不可、該当なし/利用不可
n., nn note(-s) 注釈
n.d. no date of publication 出版年記載なし
no. number
n.p. no place of publication 発行地記載なし
n.pag. no pagination 頁付けなし
n.s. new series 新シリーズ
NS New Style 新暦
op.cit. opera citat 前掲(引用)書に
p., pp. page(-s) ページ
par. paragraph 節、段落
pat. patent 特許
pb., pbk. paperback ペーパーバック本(紙表紙本)
pl. plate 図版
pl. plural 複数の
pref. preface 序文、前置き、はしがき
proc. proceedings 議事録、会報
pseudo. pseudonym 雅号、ペンネーム
Pt., pt. part 部、部分、分冊
pub., publ. publisher 出版者
pub., publ. publication 出版物、逐次刊行物
pub., publ. published by XX XXの出版
rev. review, reviews 評論誌
rev.ed. revised edition 改訂版
rpt., repn. reprint, reprinted 重版、翻刻
sec., sect. section 節、段落、欄
s.l. sine loco(=no place of publication) 出版地不明
s.n. sine nomie(=without name) 作者不詳
ser. series 双書、シリーズ
supp. supplement 補遺
symp. symposium シンポジウム、討論会
t., tom tome 巻(仏)
tab. table リスト、目録
T.O.C table of contents 目次
t.p. title page 表紙
t.p.verso title page verso 裏表紙
T.R. technical report テクニカル・レポート
tr., trans. translator, translation 翻訳
trans. transaction 会報、紀要
v., vid. vide XXを見よ
viz. videlicet すなわち
v., vol., vols. volume(-s)
Z. Zeitschrift 雑誌

 

8.略語・用語一覧:データベースに出てくる


データベースによって、使える機能や用語が異なりますのでご注意ください。ご利用の際は、それぞれのデータベースの「Help」を見ることをおすすめします。

用語 読み方 意味
abstract アブストラクト 摘要、要約
address, affiliation アドレス、アフィリエーション 著者などの所属機関
alert アラート あらかじめ設定した条件に合う情報が搭載されたとき、メールなどで知らせてくれる機能。例として以下のようなアラートがある。
・登録した雑誌の新しい号が搭載されたことを知らせる。
・登録した検索条件に合致した論文が追加されたことを知らせる。
・指定した論文が他の論文に引用されたことを知らせる。
archive アーカイブ 電子ジャーナルサイトなどで、過去の巻・号リストを示す場合がある。
browse ブラウズ 情報の一覧表示から、必要な情報を探す方法。
citation サイテーション 引用、引用文
(table of) contents コンテンツ 目次情報
doi (Digital Object Identifierの略) ディーオーアイ 電子ジャーナルの個々の論文タイトルなどに付けられている国際標準の識別番号。提供元のサーバ移転等があっても変化しない固有の番号のため、リンク切れが生じないメリットがある。
export エクスポート 文献管理ツールなどに適応した形式で情報を出力すること。検索結果を保存する際に表示されることが多い。
full text フルテキスト 全文、全文表示
help ヘルプ データベースの概要や、検索方法が表示される。新しいデータベースを利用する際や検索がうまくいかない場合には、help を確認するとよい。「tips」などと表記されることもある。
HTML エイチティーエムエル 論文のフルテキストなどを閲覧する際に提供される表示形式のひとつ。文章中にリンク機能が付いていることもある。
in press インプレス 雑誌に受理されたが、まだ紙媒体で発行されていない論文。「Early view」「Online First」などと表記されることもある。
issue イシュー 第…号。「back issues」は、電子ジャーナルサイトなどで、過去の巻号リストを示す場合がある。
log out / log off ログアウト/ログオフ セッション終了時にクリックすることで、検索履歴などの個人情報を保護することができる。また、同時アクセス数の制限があるデータベースの場合には、ログアウト後、次の利用者が利用できるようになる。「sign out」「sign off」などと表記されることもある。
PDF ピーディーエフ 論文のフルテキストなどを閲覧する際に提供される表示形式のひとつ。紙媒体の雑誌と同じレイアウトで閲覧することができる。閲覧用ソフト「Adobe Reader」のインストールが必要。
register レジスター クリックすると、ユーザ登録画面が表示される。
save to file セーブ トゥ ファイル パソコンや電子媒体に情報を保存すること。検索結果や電子ジャーナルを保存する際に表示されることが多い。
sort ソート 検索結果を並べ替える機能。
summary サマリー 概要、要約
volume, vol. ボリューム、ボル 第…巻