レオポルト・ミュルレル 

  Leopold Mueller(1824-1893)
  東京医学校外科教師, 
  明治4年(1871)8月-明治8年(1875)2月

  薬学部の病院通りに面した林の中  ドイツの陸軍軍医。 ミュルレルは 日本政府の依頼により、ホフマン(内 科)と共に来日した。彼は日本にドイ ツ式医学教育制度の基礎を作った。彼 の講義原稿は翻訳されて「ミュルレル 医科全書」として発行され、学生の参 考書にとどまらず広く医師たちにも購 読された。  ミュルレルはドイツに帰国後、69 歳で病没した。  その三回忌に功績を偲んで、東大構 内にドイツ陸軍軍医正の制服制帽姿の ミュルレルの胸像が建てられたのであ る。 胸像の一覧へ戻る