明治元(1868)年5月4日から明治2年3月5日の間長崎府知事を勤めた沢宣嘉は、文久3(1863)年8月の七卿落の一人、攘夷派公卿の中心的人物の一員である。閲兵しているのは長崎地役人を組織した振遠隊と考えられる。撮影時期は、振遠隊が秋田に出兵する明治元年7月直前の頃か。 〔史料編纂所維新史料引継本 II−リ−91の1・2 「長崎府知事沢宣嘉卿閲兵図」(2枚)〕
〔史料編纂所維新史料引継本 II−リ−91の1・2 「長崎府知事沢宣嘉卿閲兵図」(2枚)〕