元治元(1864)年、英仏蘭米の四国艦隊17隻は、前年5月の長州藩の外国船砲撃を懲罰し、攘夷運動の根拠地を破壊するために、8月上旬、下関を砲撃、2000の陸戦隊を上陸させて各砲台を占領、長州勢を完敗させた。この攻撃にはクリミア戦争やセポイの反乱、中国での報道写真をとってきた有名な写真家フェリックス・ベアトも参加しており、彼は下関戦争のありさまを写真に収めていた。ここに示す2つのアルバムは、その時の彼の写真を集めたものである。〔史料編纂所維新史料引継本 II−リ−117の1と2
「英艦馬関攻撃図写真」(2冊)〕