主 な 博 覧 会 年 表
    開催年開催市名  称特        徴
    1761ロンドン
    ロンドン王立美術工業商業振興会による、工業品を展示した最初の博覧会。
    1798パリフランス産業博覧会産業・技術を展示した史上初の博覧会。
    1851ロンドンロンドン国際博覧会世界的規模で開かれた最初の博覧会。ガラス張りの巨大な建物「水晶宮」が注目を集めた。この博覧会の大成功に刺激され、以後、各国で次々に万国博覧会が開催された。
    1855パリパリ万国博覧会ロンドン国際博覧会の成功に刺激されて、ナポレオン3世によって開催された、フランス初の万国博覧会。
    1867パリパリ万国博覧会参加国にそれぞれのパビリオンを作らせた。日本からも幕府のほか、薩摩・佐賀の両藩が出品し、日本が始めて正式に参加した博覧会となった。
    1872湯島(東京)文部省博覧会文部省博物局に収集した各地の物産を一般に公開した、日本初の博覧会。
    1873ウィーンウィーン万国博覧会明治維新後、日本が国家として本格的に参加した最初の博覧会。日本庭園など、純日本的な風俗の紹介に重点が置かれた。
    1876フィラデルフィア独立100周年記念国際博覧会ダニエル・ベルの電話が初めて一般に公開された。
    1877上野(東京)内国勧業博覧会明治政府の殖産興業の一環として、計5回開催された。この頃から地方博覧会も盛んに開催されるようになる。
    1889パリパリ万国博覧会革命100周年を記念して開催。展示場の中心としてエッフェル塔が建てられた。
    1893シカゴコロンブス博覧会コロンブス新大陸発見400年を記念して開催。白で統一された会場とシカゴの中心街との間は高架式鉄道で結ばれ、入場口には自動改札機が登場した。
    1900パリパリ万国博覧会世紀末を飾るのにふさわしい、華やかな博覧会。会場の動力は全て電気が用いられ、開発されて間もない映画の公開も行われた。
    1901バッファロー(アメリカ)汎アメリカ博覧会米大陸諸国のみが参加。会場でマッキンリー大統領が暗殺された博覧会。
    19281912年に起草されていた「国際博覧会条約」が「国際博覧会に関するパリ条約」として制定され、「博覧会事務局」が設立された。
    1931バンサンヌ(フランス)国際植民地博覧会植民地の重要性を認識させるための博覧会で、フランス本国と植民地との貿易の振興と一体感の醸成強化をめざした。
    1933〜34シカゴ進歩の世紀博覧会統一テーマが公式に採用された最初の博覧会。「進歩の一世紀」をテーマにゼネラル・モーターズやシアーズといった大手企業のパビリオンが出展した。
    1937パリ現代生活の中の美術と技術国際博覧会テーマ「現代生活の中の美術と技術」。テーマは美術と技術とを掲げていたが、世界恐慌、失業、インフレといった環境の中で、経済再建と失業撲滅のための統合対策の一環としての効果をも目指していた。
    1939〜40ニューヨークニューヨーク世界博覧会テーマ「政治組織と生活の方法としてのデモクラシーの高揚」。ジョージ・ワシントン大統領就任150年記念。高邁な理念とコンセプトを掲げながら、アトラクティブな要素も用意していた。
    1942ローマ
    第2次世界大戦のため中止。
    1958ブリュッセルブリュッセル万国博覧会テーマ「科学文明とヒューマニズム」。第2次大戦後初めて開かれた博覧会。
    1962シアトルシアトル万国博覧会テーマ「宇宙時代の人類」。科学と技術の進歩を強調した博覧会。
    19651928年の「国際博覧会に関するパリ条約」を日本が批准した。
    1970大阪日本万国博覧会テーマ「人類の進歩と調和」。日本最初の国際博覧会。月面の石、人工衛星等を展示。
    1975〜76沖縄沖縄国際海洋博覧会テーマ「海−その望ましい未来」。沖縄の本土復帰記念。「海洋」をテーマとした初の国際博覧会。
    1985筑波(茨城)国際科学技術博覧会テーマ「人間・居住・環境と科学技術」
    1990大阪国際花と緑の博覧会テーマ「自然と人間の共生」。国際園芸家協会の承認を得た、西欧以外では初の開催。
    2002安眠島(韓国)安眠島園芸博覧会テーマ「花と新文明」
    2004静岡しずおか国際園芸博覧会テーマ「花・緑・水−新たな暮らしの創造−」
    2005愛知日本国際博覧会テーマ「自然の叡智」
    2010上海(中国)上海万国博覧会


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