東大新図書館トークイベント5 南原繁と「学問」の未来(渡辺浩名誉教授、鶴見太郎氏、福岡万里子氏)
2013年11月8日(金)17:00-19:00 東京大学総合図書館 1F 洋雑誌閲覧室
附属図書館では、現在進行中の新図書館計画に関連するトークイベントを、シリーズで開催します。 2013年秋冬期には「再生(リノベーション)する図書館」を統一テーマとして開催しています。
南原繁・第15代総長(総長在職期間:昭和20年12月~昭和26年12月)は優れた学問的業績を残したのみならず、東大の歴史、さらには戦後の思想史・教育史における大きな存在です。また、東京大学出版会を創設し、総合図書館の歴史に関係のある人物でもあります。その思想・人物・業績を振り返ることを通して、「南原繁」の記憶をよみがえらせることにより、今回の講演会は、東大の歴史についての理解を深める機会となるでしょう。また後半には、東京大学南原繁記念出版賞(主催:財団法人東京大学出版会)第1回、第2回の受賞者お二人による記念講演を行います。新進気鋭の若手の研究者による講演から、可能性豊かな「学問の未来」を予感していただけるものと思います。
現在の総合図書館洋雑誌閲覧室はかつて「記念室」と称され、館内でも特別な空間として位置づけられていました。今回の講演会は、この場所のメモリアルな意義を再生させることを企図するものでもあります。東大の歴史の中で培われてきた学問の伝統が未来に受け継がれていく場として、総合図書館の空間が本来備えている象徴性を再発見する機会ともなれば幸いです。
*ご来場の方には、東京大学出版会の提供により以下の書籍のプレゼントがあります。当日参加も可能ですので、みなさまのご来場をお待ちしています。
『初心を忘れたか : 南原繁と戦後60年』(南原繁研究会編) *先着50名様
- 開催日時: 2013年11月8日(金) 17:00~19:00(16:30受付開始)
- 講師:
・渡辺 浩 (東京大学出版会理事長・東京大学名誉教授・法政大学法学部教授)
・鶴見 太郎 (日本学術振興会海外特別研究員(ニューヨーク大学(NYU))
・福岡 万里子 (日本学術振興会特別研究員PD(東京大学史料編纂所)) - 会場: 東京大学総合図書館1F 洋雑誌閲覧室
- 対象: 学生・教職員・一般の方
- 申込不要 定員100名(無料) 11月6日(水)まで、事前のお申し込みも可能です(お申し込みが無くてもご入場いただけます)
- 申込方法: 下記WEBサイトの申込画面からお申し込みください。
https://webform.adm.u-tokyo.ac.jp/Forms/newlib4/
・申込後、数日経っても返信が届かない場合は下記へお問い合わせください - 当日の講演の様子について、
インターネット配信や写真撮影を行う場合がございますのでご了承ください。インターネット配信について、詳しくは後日ご案内いたします。※本イベントは、都合によりインターネット配信は行いません。 - お問合先: 東京大学附属図書館 イベント企画チーム
E-mail: ac-info@lib.u-tokyo.ac.jp
TEL: 03-5841-2613 - 主催: 東京大学附属図書館 共催: 東京大学出版会
*図書館利用者の方へ:講演会場には雑誌が配架されていますが、講演会中、雑誌をご利用になる場合は入口付近にいる係のものが対応いたしますので、どうぞお申し出ください。
*東京大学新図書館計画twitter、facebookもご覧ください!
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*このイベントでは、東大新図書館Twitterからハッシュタグ「#南原_東大新図」で情報発信します。興味のある方、講師に質問などがある方は、このハッシュタグを付けてぜひツイートしてください。
*11月1日(金)から、総合図書館にて、本トークイベントの関連企画として、展示「時を超えて響きあう~南原繁と新図書館計画~」を開催しています。本展示を通して、南原繁と新図書館計画の「響きあい」を感じていただけることと思います。ぜひご覧ください。