展示「こまとちゃんが泣いている2017 - 本も机も泣いている」(9月25日-10月15日)

駒場図書館の事務室には、破損、汚損、書き込み等の問題がある本が毎月200冊ほど運び込まれます。
その対象は、良く使われた年代の古い本とは必ずしも限りません。

図書館の本1冊1冊はどれも大学の財産です。形あるものは必ず壊れゆく運命にありますが、大事に扱えば防げる問題を減らすことで、本の寿命を延ばすことができるはずだと駒場図書館では考えています。

本展示では、館内で見られる典型的な本の汚損、破損等の「事故」例をみなさんと共有し、本の適切な取り扱いについて知っていただくことを目的のひとつとしています。

また、学習や研究の物理的な「場」でもある駒場図書館には1,100もの閲覧席がありますが、みなさんはどのフロアのどの席がお好みでしょうか?
本展示ではその机の裏側で起こっていた驚くべき「事件」についても合わせて問題提起します。

みなさんの共有物である本や机を快適に利用するために、そして過去から受け継がれた「知」を未来の駒場生に引き継いでいくために、図書館を利用する方の協力が必要です。

この秋、こまとちゃんと一緒に図書館でのマナーについて考えてみませんか。

日時

2017年9月25日(月)- 10月15日(日)

駒場図書館開館時間中
※一般の方の入館は平日9時~17時

会場

駒場図書館1階 展示スペース

主催

東京大学駒場図書館 03-5454-6101(担当:利用者サービス係)

Twitter: @UTokyoKomabaLib

ポスター

こまとちゃんが泣いている2017ポスター