総合図書館の平成29年度本館耐震改修工事とサービスについて

利用者各位

 

東京大学総合図書館

 

 総合図書館本館では図書館団地耐震改修工事Ⅲ-1期を実施していますが、このたび、同Ⅲ-2期の実施時期が決まり、平成29年度の工事範囲がほぼ確定しましたのでお知らせいたします。

 平成29年度の工事範囲は以下の通りです。
本館5階   全域
本館4階   開架エリア全域、閲覧室全域
本館3階   開架エリア全域、閲覧室全域
本館2階   閲覧室全域、参考室
本館1階   参考室、洋雑誌閲覧室、書庫カウンター
本館地下1階 中央部を除く全域

 期間中は、工事範囲への立ち入りはできません。また、工事範囲以外のエリアも、騒音等の影響を受けるのみならず、安全な動線や空調・給排水等の確保が難しい状況です。なお書庫についても、引き続き実施される耐震改修工事Ⅲ-3期の対象エリアとして、平成29年度半ばには工事準備作業が始まる見通しです。
 このため、平成29年度1年間は、本館の施設としての利用が一部を除き困難であると判断せざるを得ません。このことによって、多大なご不便をおかけいたしますが、安心安全な総合図書館に一日も早く生まれ変わるためのやむを得ない措置として、どうかご理解くださいますようお願いいたします。
 現在、同期間中の図書・雑誌の利用や学習のための代替サービスについて、利用者の皆様のご不便を少しでも軽減できるよう、早急に検討を進めています。図書・雑誌等はすでに改修工事を終えている本館西側(本郷通り側)や柏キャンパス、駒場キャンパスに資料収蔵スペースを確保し、そちらに資料を移動させて、できる限り出納機能を実現する方向で考えています。また閲覧・学習スペースについては、代替のスペース確保のために具体的な調整を進めているところです。
 利用制限及び代替措置等の詳細については、決まり次第、館内掲示や当館ウェブサイトでお知らせしますので、今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。

 なお、総合図書館では、今回の事態に対応し、利用者の皆様のご意見をいただくためのフォームを用意しました(コメントフォームはこちら)。いただいたご意見は耐震改修工事期間中の代替サービス検討に生かしていきますので、皆様の貴重なご意見をお待ちしています。